MOZU啼く城 | 王様の耳はパンの耳

王様の耳はパンの耳

日常の歪み、摩訶不思議な出来事を苦笑いしながら穴を掘って埋めちゃうココは人生のかさぶたみたいなもの。うん、ついつい剥がしてみたくなりますよね。

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劇団キリン食堂
第5回公演
『MOZU啼く城』
2009年6月24日(水)~28日(日)

俳優座劇場(六本木)

前売・当日/4500円(全席自由)

チケットぴあ
Pコード:395-069

劇団キリン食堂
http://www.kirin-syokudou.com/


作・演出/久保田誠二

出演/新井険史、藤浪靖子、松木威人、末崎千絵、大島つかさ、阿部朋矢、若林美保、町田光、結樺レイナ、中島俊介、小菅博之、和田光沙、戸田信太郎、みそ、加納和也、奥野雄太、田口いづみ、伊藤そうあ、斎藤祐理子、宮崎涼輔、森下和、久保田真由美、中山素世美、五十嵐三佳、遊佐沙緒里、山口幸志、菓子野大悟、成田満治、成澤富博、大久保悠依

specialguest

根本正勝、汐崎アイル、戸島花

今までの作品を見せて頂いての劇団キリン食堂さんに対する感想は。

☆劇団の特徴として(殺陣師が座長、振付師がメイン構成員故に)時代劇になぜか突然ゴージャスなダンスの見せ場が入る不思議な劇団です。

更に脚本家氏の癖なのか、劇団のメンバーのやる気を引き出す為なのか、メンバー総動員で皆にそれぞれ見せ場を用意するシナリオ。

故に、(表現された内容にしては)上演時間が長く、終わるかなと思って拍手の用意をしてから、まだ芝居が10分位は続きます。


それでも毎回通うのは、贔屓にしている役者さんがいるからであります。


ですから、そろそろ仲良し劇団からの脱却をはかり、真のエンターテイメントを目指して欲しいです。

大変失礼な事を書いていますが、その力があるからこそ。

無駄を切り落とし、劇団内や業界横つながりウケではなく、来場者を楽しませる舞台を作って欲しい。

社交辞令で『面白かったです』と言う段階は過ぎたくらい通いました。

観せて頂くからには、私も芝居好きとして申し上げたいことは、申し上げようと思います。


と言うわけで、次回作品『もずなくしろ』も既にチケットはゲットしております。