写真は11月にロンドン在住の孫息子と私。その後孫息子はニセコに新設されたフレンチレストランでのアルバイトしながらスキーと温泉を楽しんできました。今月末でアルバイトが終わり、これから7月末までパブリック・スクールの同級生と日本を楽しむそうです。まずは4月初めには娘一家と一緒に京都で滞在する予定で、彼もニセコから参加する予定です。

 

 昨日は尊富士が大阪場所で110年来(大正14年以来)の偉業、初入幕で優勝を果たしました。まずはおめでとう!優勝インタビューを聞いても、若々しい青年で、しっかりとした挨拶も立派でした。前日の対戦で足首を怪我しての出場で、出身地青森ではさぞかし盛り上がっていることでしょう。土俵で汗を拭いた後、タオルを小さくたたんで返す様子は、球場でゴミを拾う大谷選手に似ていて、すがすがしい感じがします。今場所を通じ、戦い方は正面から攻め立てる攻撃的なもので今後の活躍が期待されます。肩上の盛り上がった筋肉も力の強さを感じさせます。優勝のみならず、三賞も独り占め。逆に言えば横綱、大関等上位陣のふがいなさを感じさせました。奮起を期待したいものです。

 

 話は変わりますが、明日、明後日と二日に亘り、岸田総理が中心になり、最大派閥(元安倍派)の幹部から、安倍総理が決めた派閥のパーティー券販売にかかるキックバック中止について、安倍さんが亡くなった直後、どのような経緯で元に戻すことにしたのかを明らかにし、責任者は次の選挙で自民党公認を外すなどの処罰をするとのことです。

なんともまた、自民党総裁として、けじめをつけようとの決意のようですが、多忙な一国の総理の仕事とは思えません。国民はこれまでの関係者の聴取に辟易です!脱税者には徴税を!今後の再発防止策を明確にすることこそ国民は求めているのです。

 

 ロシアでの劇場でのISの破壊工作については、事前に米国では情報を入手していて、在ロシアの米国人には注意喚起されていたとのことです。被害当事者であるロシアの情報筋も勿論何らかの情報は持っていたはずです。大統領選挙の直後でプーチンの勝利もあり、情報が正しく政権に上がっていなかった可能性があります。ロシア、中国、北朝鮮などの独裁国家は一枚岩のようでも、実は情報が正しく権力者に上がる保証はなく、今後とも国内外からのひそかな攻撃の対象にあります。