写真は年初に大阪の長男一家と江の島観光を楽しみ、昼食で味わった海の幸です。

 

 今日の話題は「人口知能は人間を超えるか」著者松尾豊についてです。東大の松尾豊先生についてはこのブログでも何度か既にふれてますが、日本のAI研究者として第一人者です。象牙の塔にこもらず、研究者と同時に、日本のこの分野におけるベンチャー・ビジネスにも深くかかわり、何度も同氏の講演を聞きました。  ウキペディアによると以下の通りです。

 松尾 豊 (まつお ゆたか、1975年 - )は、日本工学者東京大学大学院工学系研究科人工物工学研究センター/技術経営戦略学専攻 教授 、東京大学新世代感染症センター メンバー 。日本ディープラーニング協会理事長、ソフトバンクグループ社外取締役 、内閣府AI戦略会議」座長 、新しい資本主義実現会議有識者構成員を務める 。香川県坂出市出身 。

 

 最近アマゾンオーディブルで同氏の上述の著書を読む機会がありました。ご存じのように生成AIの発表と同時に、書店ではAI研究の歴史から最近の「機械学習」第3次AIブームまで、多くの書籍が山積みされています。私自身いろいろ勉強中ですが、人間の「心」や「感情」を理解し、そこに迫るAIとなれば、まだまだで、この辺りを解説した本に出会い、関心を持った次第です。チェスや囲碁・将棋などのゲームの世界では「機械学習」の進化で、計算能力という点で今や人間を遥かに超えています。また、簡単な人間行動(心理)を理解する対応型ロボット(対応のパターンを事前に教えておけば)の開発と顧客対応も可能です。そして今後労働人口の減少と、労働生産性アップのため、多くの職場で、AIが人間の仕事に置き換わることも目前のことです。

 

 これから就職を目指す学生さん、または既に働きながら転職の機会を探る貴方、そして既に年金生活者ではあるが人生100年時代に備え準備する年配者、全ての人にとってこれからの「人工知能」の進歩をどのように自分事として取り入れ活用するかは大きな関心事であるはずです。是非この本を一読し、地道な勉強を続けていただければ幸いです。日々是好日。