写真は師走の浅草寺。

今年も毎日のようにアマゾン・オーディブルのお世話になっている。例えば、この一週間で聞き終えた本は、京セラ、第二電電の創業者でJALの復活を成し遂げた「稲盛和夫-経営の原点を語る」経営講演選集共同チーム編、ワコール創業者「ブラジャーで天下を取った男・塚本幸一」北康利著、「海峡を越えた怪物ロッテ創業者・重光武雄の日韓戦後史」西崎伸彦著、『自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体』 石井暁著、「漱石の中の良寛」吉本隆明著、「したたか 総理大臣・菅義 偉大の野望と人生」 松田賢弥著、「映画の生まれる場所で」是枝裕和著、そして現在は遠藤周作の晩年作「深い河」を聞いている。ジャンルを特定せず、これは面白そうと思うものを手当たり次第に聞いている。面白くなければ途中でやめる。ロッテの創業者重光氏にはある人の依頼で韓国ロッテホテルの自室で昼食しながら、ロッテ球団の在り方について進講したことがある。当時すでに95歳くらいながら健啖家であった。自衛隊の「別班」には勿論TV映画「Vivant」の関係で関心を持った。

 

 さて、私にとって2023年は年初に計画したものの90%は実現した年になった。海外旅行(ロンドン)や国内旅行(春の吉野の山桜、富山「風の盆」見学)は勿論乍ら、前年にあざみ野にマンションを購入・転居した後、すみれが丘の自宅と軽井沢マンションの処分し、一挙に所持物の断捨離をしたことです。今また、年末にかけて取引銀行に頼み、遺言信託を準備中で、万が一の場合も残された者が分かり易く、迷惑が掛からないように準備している。年初には大阪に住む長男一家と鎌倉で、ロンドン在の長女一家とは3月末から二週間京都で、いずれもAirbnbで一軒家を予約し、その間に我々夫婦の考え方を今一度話す予定だ。

 

 先般、横浜総合病院で胃カメラ、大腸検査をしたが、その結果が判明、大腸にポリープが見つかり、2月21-22日に入院の上、除去手術することとした。基本的に健康上に大きな問題はなく、2024年はまず80歳代を「年齢を忘れ」気ままに行動することに決めている。まず友人と日本近海(含む台湾)を大型船でクルージングしたい。国内旅行は広島(昔お世話になった禅寺・少林窟)、岡山(田舎の相続物件の処理・近隣への挨拶)、出来れば、春以降、四国のお遍路さん巡りなどを検討する予定だ。日々是好日。