写真は先般吉野見物に出かけた際に、中千本にある吉水神社に展示している義経の鎧。現物を目前にすると義経がいかに小さかったかがよくわかります。吉水神社には「蝉丸」の能面(重要文化財)等も見るとができ、素晴らしい謡蹟ツアーにもなりましたた。

 

 さて、本日の話題は「自分時間」を増やすことについてです。何人(なんびと)も必ず最後を迎える時が来ます。人生100年時代といっても150歳まで生きることはありません。これまで人間の最長生存年齢は120歳でフランス人の女性であったといわれています。百寿者は増加の一途を示していますが、人類の最長年齢記録は長らく書き変えられていません。私も出来れば健康に生きたいとは思いますが、延命措置は取ってもらいたくはありません。生きている限り、元気で、希望に満ちた幸せな、そして好奇心溢れる人生と、多少でも社会や人にためになる人生を全うしたいと思います。

 

 さすればどうすればよいでしょうか?自分に残された時間「自分時間」を大切にしたいと思います。世の中に振り回されず、流行を追わず、自分の好きな趣味や、仲間との交流を増やし、少しでも他人のためになるなら望外の喜びです。そのためには規則正しく、健康的な生活を目指します。早寝早起きは当然として、朝の洗面(歯磨き、髭剃り、舌や歯茎の清掃等)を習慣化し、三食はなるべく家内が作ってくれる栄養に配慮した健康食、運動は週三回の筋トレ、有酸素運動、ストレッチを欠かさず、脳細胞も若返りにも注目しています。

 

 残念ながら緑内障による視力の低下は今後とも改善は期待出来ず、残された左目を大切にしたいと思います。脊柱管狭窄症対策は自ら対策本を読み、整体、指圧、鍼灸や毎日のストレッチ体操などで次第に改善の兆しがあります。長い目ではジム通いも効果を発揮してくるでしょう。視力低下対策は耳からの情報入手(例えばアマゾン・オーディブルやテッド・トーク、ラジオ等)に依存せざるを得ませんが、今では人生の中で一番よく本を読んでいます。毎日一冊が目標ですが、中には参考にならない本もあり、その際にはあっさり途中で視聴を辞めることにしています。TVは基本的に見たいものをDVD化し、自分の自由な時間帯で広告を飛ばしながら見ることにしています。勿論期待外れの内容であればこれも消去します。新聞は基本日経電子版を拡大して必要な個所のみ読むことにしています。要は主体的な情報入手に努めます。インプット(入手した)知識や情報はなるべくアウトプット(記録するか、誰かに話し)、海馬の領域にも必要情報としてなるべく残すよう努力しています。