ブラタモリ「奈良・飛鳥、~何故、飛鳥は~日本の国の礎となったのか~」4月18日、NHK放映をご覧になりましたか?

 

 昨日、録画していた上記番組をDVDで見て楽しみました。昨年12月3日から6日まで、都筑謡曲会の有志で第二回京都・奈良、謡跡ツアーで明日香を訪ねたことはこのブログでも紹介しました(第一回は2018年で京都・滋賀中心)。ブラタモリでは日本最古の寺、法隆寺についても前回放映しています。私たちの謡跡ツアーでは法隆寺はもとより東大寺、興福寺、薬師寺、春日大社、当麻寺、談山寺、長谷寺等著名なお寺さんや、結崎(観世流発生の地)等少しでも謡跡と関係のある場所を選び訪ねました。

 

 ブラタモリの今回の放映は中でも明日香村を舞台に飛鳥時代の日本の国造りの礎を訪ねます。NHKの番組紹介によれば「タモリが奈良・明日香村を訪ね、国造りの基礎が明日香村で始まった理由に迫る。タモリらは飛鳥時代の宮殿跡で、大化の改新のきっかけとなった蘇我入鹿の暗殺の現場を“再現”。ほか、日本初の寺・仏像・時計など、日本最古の痕跡が多い明日香村を歩きながら、飛鳥時代に行われた国造りの施策の数々をたどる」と書かれています。

 

 曽我入鹿が埋葬されたといわれる石舞台古墳はもとより、日本最古の飛鳥寺まで見学済みでしたので、この放映は背景がよく理解でき私には特に大変面白いものでした。大化の改新の時代には、未だ日本は国家としての様相が出来上がっておらず、大陸国家からの脅威から仏教を広め、国を治める懸命の努力が始まったのですね。日々是好日。