業務用プリンター | シール本舗は、シール・ラベル印刷のお見積もりサイトです。

業務用プリンター

店長です。


こんにちは、こんばんは、おはようございます。


前に記事にしたか、していないか分からなくなってしまったのですが、


業務用のプリンターについてごにょごにょ。


いわゆる大型のプリンターについては書いた記憶がはっきりとあるので、これは問題なし・・・と。


で、計量プリンターとか内容表示を打ち出すプリンターについては書いたような、書かなかったような。


このような印字用のプリンターは、大きいものから小さいものまで様々あり、性能もピンキリです。

大きく分けて、

     (1)ダイレクトサーマルプリンター

     (2)インクリボンプリンター

     (3)インクジェットプリンター

の3つに分類されます。


同一製品を大量に作る場合は、プリンターを使用するよりも印刷したシールを使用する方が、遙かに割安です。

しかし、品数が多く販売個数が少ない、製品内容は同じだが重さと価格が一点ごとに異なる、

などの用途の場合、それぞれにシールを印刷して在庫を持つのは大変非効率的です。


そのような時に便利なのが業務用の印字プリンターなわけです。

スーパーで販売されている、トレイ入りの精肉製品や、鮮魚、お刺身など、重さにより値段が変わるもので、

よく目につくのではないかと思います。

設定されたグラム単価から、重さと値段を調べ、表示シールとして印字するのです。


プリンターメーカーさんにより、印字方式は異なりますが、一番多いのはダイレクトサーマルプリンターでは

ないでしょうか。


工業製品などに使用されるプリンターでは、インクリボンや、インクジェットのものが利用されますが、

食品関係用のプリンターではインクリボンやインクジェットのものは比較的使用されていません。


これは使用する環境や、費用対効果の面からという見方もできます。

インクリボンやインクジェットは当然ですが、インクに費用が発生します。

用紙はインクが定着できれば基本的にどのような用紙でも使用できます。


しかし、ダイレクトサーマルプリンターはそのインクが無い分、用紙はサーマル紙のみという制限があります。


こうしてみるとダイレクトサーマルの方が安いんじゃないか、と思うかもしれませんが、それは早計です。

サーマル紙は通常の用紙と比較しても割高で、保管管理も面倒です。

じゃあ、インクジェットはどうかというと、溶剤系のインクジェットのインクはやはり割高です。

インクリボンは汎用のインクリボンもありますが、用紙特性に合わせたものを使用すると、これもまた割高に

なってくるのです。

つまりは、全部ひっくるめて考えないとコスト計算は考えられない、ということです。

プリンターの代金が高くても消耗品費が安い、プリンターの代金は安いが消耗品費が高い、

リース契約が5年から6年ですから、リースアップするまでの概算費用で年間どれくらいの消耗品費を

要するのか、という点をシミュレートしておくとよいと思います。


なお、プリンター機種の選別はご自身でなさらずにメーカーの方や販売店の方に、

使用用途や目的を説明して適切なものを選んでもらうようにしましょう。

予算の兼ね合いなどの問題もあるでしょうが、

出来る限り初めのうちに必要になると考えられるオプションもつけた方がいいです。

今まで何台も業務用プリンターを売った事がありますが、

大体後で、「ああ、あのオプションも付けておけばよかった」というお話しを聞きますので。


以前に、プリンターの機械を紹介したお客様で、いつの間にか買っていたというお客様がいらっしゃいました。

どこでどう見つけてきたのか分かりませんが、プリンターの値段が安かったから買ったそうです。

ですが、あまり聞いた事のないメーカー製で、消耗品は専用のものをメーカーから購入する必要がある、

代理店や販売店経由で購入していないので、故障時などにすべてメーカー修理扱いになる、

など、対応も面倒になっています。

まあ、滅多にこのようなことはないと思いますが、たまにこういうことがありますのでご注意下さい。

パソコンに簡単につないで使用できるようになるものもあれば、専用の制御ソフトやドライバーを入れる必要が

あるものまで様々です。

     あくまで傾向としての一例。

     価格が安いものは設定も比較的楽だが、機能が限られている、印刷できる大きさが小さいなど。

     価格が高いものは設定は大変だが、機能が豊富で、大きさもかなり大きいものまで対応できる。


いずれにしてもお高い買い物にはなりますので、よくご検討いただく必要がありますが。


プリンターを導入する事でできるコスト削減の一例は次の通り。

     (1)テスト販売用に数百枚の表示シールを作りたい

     (2)小ロット多品種の表示

     (3)賞味期限や消費期限込みの表示ラベル作る(日付をハンドラベラー等で別に入れている場合)

     (4)手作りの製品である為、内容表示が変わる場合がある

・・・とこんな感じでしょうか。要は小ロットのものであったり、個別に日付を入れる必要があったり・・・

従って、プリンターを導入する事でコストダウンできる場合が概ね多いのですが、

逆にコストアップになってしまう場合もあるので、日常的に使う資材の数量などのコストと比較する必要が

あるので気を付け下さい。


業務用の印字プリンターについてはこんな感じでしょうか。

また思い出したら追記していきますが。


ということで、今日はこの辺で。


(=゚ω゚)ノシ ではでは~。