今日は1日映画の日だよ。


というかもう5月だよ。


さつきだよさつき、書きますヒョウロン。




『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
(原題:Captain America Civil War)


タイトルには『キャプテン・アメリカ』と付いていて、一応キャップ単独の作品ではありますが、実質『アベンジャーズ3』って言ってもいいくらい豪勢な作品。

(一応言っておくと3はやりますのよ、2019年くらいに。)


組織の管理下に置かれないことで、即座な判断、行動を可能としてきたヒーローチーム、アベンジャーズは、世界を幾度となく救うと共に、関係のない一般市民にも犠牲を出してきた。

名目上は民間団体である彼らが、当たり前のように国境を越え、莫大な被害を出すことを国連は問題視し、全ヒーローを管理下におく協定を提案、受け入れられないものは引退、という選択を迫る。


『キャプテン・アメリカ』の過去の単独作のを観ていただくとわかっていただけますが、彼は今までずーっと組織に裏切られ続けてきたため、組織に属するということに反発する。

対する『アイアンマン』ことトニー・スタークは、パワードスーツを脱いでしまえば生身の人間であること、自らが作り出した兵器が悪用され、多数の罪もない人々が犠牲になった経験から、この申し出を受け入れる。


互いの信念、思惑の元に決定した意志が、世界を救ったヒーローチームを分裂させる…。




原作でも人気のエピソード『シビル・ウォー』ですが、原作とは(当たり前だけど)設定、内容が変更されています。


なんというか、ストーリーに現代社会が抱える闇であったり、指導者たるものはどうあるべきか、戦争の時代を生きたキャップのように組織の『個』を尊重すべきか、現代社会の経営者のアイアンマンのように『全体』を意識すべきか、様々なテーマを投げかけてくるヒーロー映画。


今回はかなり子供向けではないかな、と。


しかしながらシリーズ最高のハイテンションなアクションや、超人集団VS超人集団のドハデでハイスピードなドンパチなど、目で見て驚嘆する見どころは満載ですよ!


なんつっても今回は、大人の事情で今まで出れなかったあの『親愛なる隣人』が出てるしね!


同じフレームに収まってワッショイしてるだけでも、こみ上げてくるものはありますよね!ええ!!


ひとつ苦言を呈するなら、彼を出した意味ってのが、なんだかちょっと違う気がするけど、まぁそこを補って余りあるくらいの出来事だからいいでしょ!!




現在もまだ公開中ですが、『バットマンVSスーパーマン』に続く、ヒーロー同士の対決。


しかも今回団体戦ですし。


「悪」はどこにもいなくて、抱える思惑の違いの衝突ですので、考えさせられることはいっぱいあると思いますよ!




今までは『アベンジャーズ』がチームとしての成立を描いてきてて、この作品から、チームとはどうあるべきかという第二段階に入った気がします。


今後のアベンジャーズからも目が離せなくなるぜ!!




正直「知ってるもの」として話が進んでいくんで、過去作を観てないと「は?誰こいつ?なに?」的なことにすげーなると思うので、せめて個々の能力だけでも少し予習してご覧になっていただくと良いかと!!




恒例のエンドクレジット後の映像もあるんで明るくなるまで席は立たないように!!




さぁ、今日は1日だ!










いけ!!!