今日は個人的な趣味嗜好の話です。
ヒョウロンではないけど、映画の話です。
好きなんだから仕方がない。
数ある映画作品の中に、名シーンってあるじゃないですか?
例えば、『ショーシャンクの空に』で脱獄に成功し、雨に打たれながら空を仰ぐシーン。
『タイタニック』の船首でジャックとローズが両手を広げるシーン。
『ソウ』で「ゲームオーバー」っつって、ガラガラガラ…ガンッつって「アアァァァァッ!!」のシーン。
とか。
心揺さぶるというか、画になるシーンってのはたくさんあるんですよ。
そんな中でも、僕がお気に入りの、DVDだとここは何度も繰り返し観てしまうなーってシーンを、今日はご紹介したいなと思います。
まずは『インクレディブル・ハルク』より
ハルクと同等もしくはそれ以上の力をもつアボミネーションとの最後の闘いで、ぶっとい鎖で締め上げて勝利し、横たわるアボミネーションを踏みつけて、カメラがハルクに寄った時の…
肩の関節バキッ。
一回肩の関節バキッて入れてからの「ウォー」。
その肩の関節バキッ、がね…めっちゃかっこいいの。
だって、考えてみたらそのシーンいらないんだよ?
別に無くても成立するもの。
でも、あえてここで肩バキ入れるから、余計カッコいいのよね~。
さて、次です。
あと2つあるんでお付き合いください。
『マトリックス』より
地下鉄のホームにて、キアヌ・リーヴス演じるネオが宿敵エージェント・スミスと初めてまともに交戦するシーン。
互いに持ってる銃の弾を撃ち尽くし、さぁここから肉弾戦だと距離を取った後にする、エージェント・スミスの…
首コキリ。
さぁいよいよ本気の闘いが始まるぜっ!って時に、最強の敵が立ちはだかって首コキリ。
この首コキリだけでむちゃくちゃ強そうってのがわかりますよね。
『マトリックス』はこのあと、『リローデッド』『レボリューションズ』と続いていき、全作品でネオとエージェント・スミスは闘うんですが
まともに闘ってんのはこの地下鉄のシーンだけじゃないかな。
『リローデッド』はネオvsスミス×100ですから、スマブラみたいになってますもの。
『レボリューションズ』は飛んじゃうからドラゴンボールみたいですもの。
ちゃんと地に足つけて殴り合いは一作目だけ。
余談ですが監督のウォシャウスキー兄弟は今、兄弟ともに性転換しちゃってウォシャウスキー姉妹になりました。
この首コキリ、マジでカッコいいですから。
さて、最後は…
バットマンの傑作『ダークナイト』より
怪人ジョーカーをなんとか拘置することに成功し、取り調べをしたあと
見張りをする刑事を挑発し、怒らせて自分に殴りかかってきそうな時に見せた、ジョーカーの…
首ぐびりき。
この直前まで、バットマンに
ボッコ
ボコに
されていたのに
一介の刑事ぐらいじゃ、全く歯が立たないのがジョーカーさん。
首ぐびりきしたすぐそのあとのシーンでもう刑事を制圧してますからね。
そのくらいの膂力はあるぞ、と。
このあとのパトカー箱乗りしながら警察署を出るシーンもまとめて名シーン。
いやー、カッコいい、ジョーカー。
いかがでしたでしょうか?私の至極の名シーン集。
どれも「無くても成立するシーン」ではあるんですが、このモーションが一つある無いで、キャラクターの印象が全然違いますもの。
しかし俺
関節鳴らす系好きね。