2016年一発目の映画は
公開は2015年からしてましたあの人気シリーズ。
昨年はスパイ映画が豊作でしたが、それを締めくくる老舗スパイ映画。
あ、書きまして、おめでとうございます、ヒョウロン。
『007 スペクター』
(原題:Spectre)
前作、『スカイフォール』で007ことジェームズ・ボンドの生家スカイフォールが焼失し、その焼け跡に残った写真から自身のルーツを探るジェームズ・ボンド。
時を同じくして組織の改変で殺しのライセンスをもつ『00(ダブルオー)部門』の解体が進行し、さらに、情報を牛耳り世界を掌握せんとする犯罪組織『スペクター』が暗躍し、その脅威がボンドに差し迫る…。
ダニエル・クレイグ版ボンドの4作目にあたるこちら。
何となくその4作は続き物になっていて、過去3作をじっくり見てないと何だかよくわかんない展開かもしれません。
「見たでしょ?」前提で話が進みますから。
まぁ僕も見てはいるんですけど、本当に申し訳ないことに、そんなに覚えてない。
おさらいしていけばよかったんだけど、年末年始の忙しい時に、007シリーズを見てるヒマもなくてですね…。
ってかそもそも、スター・ウォーズもおさらい出来なかったんだから、俺。
正直僕も「…ぇん?」ってなるところがチラホラ…。
しかしなんせ、本作の見どころは容赦ないアクションと、ほぼCGを使わない映像。
冒頭のメキシコのシーンだとか、中盤にある爆破シーン(ネタバレにならないと思うけど…たぶん…ごめんなさい…)は、鑑賞中「へぇーすげー。これ全部CGでやるのも大変だろうなー、リアルだなー。」って思ってたんですが
鑑賞後に調べてびっくり、あれ全部ちゃんとやってんでやんの。
これまでそこそこ映画を見てきてはいますけど、ここまでスケールのデカいのは初めてかもしれない。
そのくらいすごかった。
鑑賞中より、観終わってからその事実を知って「えっ!?あれマジなの!?」って驚いたし。
なのでこれから観に行く人は、アレがマジなんだって思いながら観に行ってください。
ってかもっとそこアピールした方がいいと思うけど、アピールしちゃうとネタバレになっちゃうのか…。
まぁージレンマ。
僕が今回よかったと思ったのが、前作『スカイフォール』から参加した、シリーズおなじみの兵器開発者Q。
ベン・ウィショー演じる少し若いQは、ちょっとオタクっぽくていままでのQとはまた違ったQなんですよ。
前作まではどこかつかみどころのない彼だったんですが、今回は少し生活感が垣間見えるシーンもあったり。
次回以降もこのベン・ウィショーQの魅力が見えてきたらいいなー、なんて思いました。
正直、初めて007見るって人にはあんまりオススメ出来ませんが
とにかく笑っちゃうくらいプレイボーイなダニエルボンドに、酔いしれてみるのもいいかもしれません。