すみません、空いちゃいましたね。
気がつけば9月は1回しかブログ書いてないなんて3日坊主もいいとこのモノグサ野郎を発揮してしまいました。
ブログ書くヒマ惜しんで『メタルギアソリッドV』をやっていましたすみません。
でも書こうと思いまして!
やはり!!
生存報告がてら!!
で、そんなわたくしのブログでも、あんまり好まれていないかもしれない映画の評論ブログです。
あくまで評論家なんていうのはおこがましいズブの素人の僕の独断と偏見とセックスと嘘とビデオテープな評論なので、おヒマであればお付き合いください。
では書きます、ヒョウロン。
『ピクセル』
(原題:PIXEL)
今までたくさんの「宇宙人が地球を攻めてきた」系映画はありました。
この『ピクセル』もまさにその宇宙人が地球に攻めてくる映画なんですが
その攻めてくる宇宙人の姿が、ギャラガやアルカノイドといった、1980年代初頭に誕生したアーケードゲームのキャラクターたち。
そう、後頭部長めの、触手うにうにの、ザ・宇宙人ではないんです。
ゲームキャラなんですよ。
あの『スペースインベーダー』がマジで地球を攻めてくるんです。
名古屋撃ちで反撃だっ!!(もちろんハリウッド作品なので名古屋撃ちないです。)
なんでそんなことになったの?っつったら、80年代初頭にそれらアーケードゲームの世界大会がありまして
その模様を収めたビデオテープを、何故かNASAが宇宙に送っちゃいまして(そうゆうのやりたがる時代だったんでしょう)
それを宇宙人が受け取って、何を間違えたのか宣戦布告と捉えて
そのビデオテープに収められていたゲームのキャラクターで、攻めてくる、と。
その宇宙人は物体を細かな立方体化(ピクセル化)してしまう攻撃でもって、建物、戦闘機、人、あらゆるものをピコピコとピクセル化してしまうわけですよ。
ゲームキャラの不規則かつ俊敏な動きに屈強な米軍の兵士たちもお手上げ。
そこで立ち上がったのが、当時子供だった、その80年代のアーケードゲーム世界大会のファイナリストたち…。
ね?設定は素晴らしいでしょ?
出てくるゲームがギャラガ、パックマン、ドンキーコングと、僕も世代ではないのでリアルタイムで遊んだものではないんですが
どれもやったことある名作ばかり。
さらにそれだけではありません、あんなゲームこんなゲームのキャラクターがあちらこちらに出てきます。
それを見つけて「あ!コイツあれじゃん!!」ってゆうのも楽しいですよ?
ゲームキャラがピコピコと都市を攻撃して、なかなかコミカルな描写ですが
人類が積み上げてきた文明が、世界が、そんな簡単にコミカルに滅ぼされていくのは結構怖いですよ、ええ。
ゲーム好き、SF好き、地球防衛好きな方にはオススメ。
ぶっ飛んだ設定ですので、ご都合主義な部分はありますけど
コメディですから。
CGのクオリティも申し分なし、ご家族連れでも楽しめる作品ではないかと。
さらにこの映画をみて懐かしさに駆られたら、今ならあらゆる媒体でダウンロードして遊べますよ。
いやー、便利な時代だ。
そして日本が世界に誇るゲームの大企業、任天堂さん大活躍!!
ところでこうゆう都市がぶっ壊される系の映画って、修復どうすんすかねー…。