僕は自分で
「映画が好き」
「映画鑑賞が趣味」
と謳ってるわけですが
人にそれを言うと必ずと言っていいほど返ってくるのが
「じゃあ一番好きな映画は?」
なんですよ。
はっきり言いますよ。
愚問です。
一番なんで決められるわけない。
星の数ほどある作品には、それぞれ違う作風であり、受け取る感動も違うわけです。
こうゆう時、今こんな感情でこんな気持ちにさせてくれるような映画は?って聞いてくれたらある程度は答えますけど
「一番好きな映画は?」なんて愚問中の愚問です。
今川焼きの中身でさえ、俺はあんこかクリームか、なんですから。
あれだけ種類絞られてても2つ出ちゃうんですから。
サーティーワンのアイスクリームだって買うときはいつも2段にしてるけど、本当はもっと種類選びたいんですから。
アホほど数ある作品から1作なんてアータ無理ですよ。
同じように音楽が好きとか、漫画や小説が好きっていう人に「1番は?」って聞いてみなさい。
「アホか!!」っつって強めにどつかれますから。
しかし、愚問ではあるが答えなくてはいけないときもある。
そうゆう状況に立たされる時だってある。
その時のことを考えて、一番を選んでおく必要がある。
ヘタな作品の挙げたら「あれ?コイツ本当に映画好き?」って思われかねない。
逆に知る人ぞ知る、みたいな、タイトル聞いたって一切ピンとこないような作品言っても「え?コイツ映画好きだからって気取ってんの!キッショッ!!」」って思われても嫌だし。
有名過ぎず知らなさ過ぎず、メジャー過ぎずマイナー過ぎず、そのいいラインでなおかつ通っぽい作品は何か?と、とある映画好きの先輩と議論した事がありまして。
その結果挙がったのが、リュック・ベッソン監督、ジャン・レノ主演の
「レオン」
でした。
誰がどう見ても名作。
中年の孤独な凄腕殺し屋と、家族を殺された12歳の少女の純愛を描いた作品。
劇場公開された際は実は大幅にカットされていたんですが、今出ているDVD、Blu-rayにはそのカット部分が追加されたオリジナルバージョンのものがあり、是非こちらを観ていただきたい。
劇場公開版とは殺し屋レオン、そして少女マチルダの描写、印象が変わってきます。
「レオン」なら、映画好きな人からでも、そうでもない人からでも、納得して頂ける作品になるかと思います。
あえて一番を言うなら、というものですので、他にも好きな作品はいっぱいありますし、オススメ出来るものはジャンル別であります。
そんなもん、スターウォーズだって、ターミネーターだって大好きですからね!
ラブロマンス、ラブコメディとかじゃなければ、オススメ作品はありますので!
みなさんも、心の一作を
ヒマだったら
何時間もヒマでホントやること無くなったりしたら
決めてみてください。
全然話は変わりますが、新宿にTOHOシネマズ出来たので、通うと思いますです。