毎月1日は映画サービスデー




ということで、観てきました。




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「インターステラー」
(原題:Interstellar)




クリストファー・ノーラン監督最新作。


僕が半年以上前から楽しみにしていた映画です。




一応、公開中の作品なのでネタバレしないように努めます…。




疫病により作物が育たず、深刻な食糧不足に陥り、地球に住めなくなる問題を抱えた近い未来。
新たな惑星を見つけに、広大な宇宙に旅立つ…。


という、SF宇宙ものにはよくある設定。




しかし、ある意味そのベタな設定を、クリストファー・ノーランが描くとどうなるか。




こうゆう映画に欠かせないのが科学的考証なのですが、しっかり理論物理学の権威の博士を監修に呼び、アインシュタインの一般相対性理論に基づいたものになっています。


作中、ワームホール(ワープするためのゲートみたいなもの)や、ブラックホール(なんでも吸い込んじゃう)が出てくるのですが、これらが正確に描かれている。


フィクションのなかでも「ウソ」にしないためのノーランのこだわりが観て取れます。









とにかくアタマを使う映画です。


物理学の専門用語とか説明なしにガンガン出てきます。


僕はSF好きですから、なんとか食らいついて観ましたが


脳を柔軟にして、しっかり観て頂きたい。









ちなみに169分あるけどね。




2時間49分。









個人的にはそんな長時間を感じずに終わった感じがしました。




各所に散りばめられるノーラン臭さプンプンの映像


宇宙に旅立つのがヒーローでもなんでもない、等身大の人間であること


そして地球の命運を背負わされた、一人の父親のお話です。




いろんな要素がごっそり入っています。


僕は3回泣きました。




正直言って、老若男女誰でも楽しめる映画ではありません。


ムッズいもん。


物語をちゃんと本質から理解しようと思うと、ある程度の教養が必要かと…。


ただ、それでも今年観た中でかなり上位に入ります、コレ。




本当に、アインシュタインて偉大なんだなって思いました。


そして宇宙の常識を飛び越えた事象を、こんなにも豊かに創造し映像化し見せられると、もうなんも言えないっすね。




是非劇場でご覧ください。


ひとりで見ることはあまりオススメしません。


なぜなら終わってから絶対誰かと話したくなるはずだからです。










俺、今めっちゃ観た人と話したいもん。