さて、今回の作品は


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「ポリス・ストーリー/レジェンド」
(原題:警察故事2013)




アジアを代表する最高のカンフーアクションスター、ジャッキー・チェンの最新作です。




ベテラン刑事のジョンが、娘に呼び出されあるバーに行くと、そこで人質をとった立てこもり事件が発生。娘とともに巻き込まれることになるが、そこにはある陰謀が隠されていた…といったあらすじ。




ジャッキーは2012年公開の「ライジング・ドラゴン」で


「もうアクションはやらない」


っつってたのに









もうやるんかい的な今作。









ネタバレしたくない人は引き返してくださいね。



















タイトルに「ポリス・ストーリー」って入ってるけど、過去のポリス・ストーリーとは全然関係ないです。


原題の「警察故事」ってのも、ポリス・ストーリーシリーズでずっと原題として使われてきたものですが、まったく繋がりはないです。




どうせなら本当に続編やってくれたらよかったのに…。









まぁ確かに、本格的なアクションはほぼ無いと言っていいです。


その辺にあるようなものを武器にして、多人数相手に軽快に闘う、あのジャッキーは出てこないです。


まぁ…還暦だしね…。


でも!そのぶん内容で魅せてくれたらいいじゃない!って思うけど…









…ジャッキー映画なのに、重い。




暗い。









上の写真見てもらえればわかりますよね。




俺、こうゆうジャッキーあんまり好きじゃない。









彼がカンフー映画で大成功を収めた背景には


昔の中国映画は争いだー、復讐だーと、重い内容のものが多かった。


そこで、コメディの要素をプラスし、痛快で楽しいカンフー映画を作り上げたわけですよ。









なーのーに!




暗くて重いヤツにしちゃったよ。









アクションやらないならやらないでいいんですよ!


ジャッキーは僕にとってヒーローですから、やはり衰えを見たくはないんですよ!


もちろん、今までのジャッキー作品も大好きだし、彼がどれだけたくさんの危険なことにチャレンジしてきたかもわかってるつもりですよ!


だから、お疲れ様です!って、そんな気持ちでいるんですよ!!




なのに!…んもぅ!!









ちなみに、アクション控えめ、コミカル要素も控えめ(控えめっつーかナシ)の今作





物語としても少し…強引じゃね?ってゆう展開…。









ここからは完全にネタバレです!


でも気になって言いたいから言います!









最後の方のシーン、犯人が娘の首元にナイフを押し当て、ジャッキーに銃で自殺するように命じます。


愛する娘の命と自分の命なら、迷うことなく自分の命を絶とうとするジャッキー。









いや…まぁ…気持ちはわかる。


切羽詰まってる状況だし、わだかまりのあった娘と和解して、さらに愛情が深まったこのタイミングで、娘の人生を終わらせたくない!って思う気持ちは本当にわかる。









でも、だからと言って5メートルくらいしか離れてない位置で


目の前で自分の父親が


唯一の肉親が


拳銃で自殺した!ってなったら、後に相当トラウマになるって!!




人が自殺する瞬間を目撃するって、かなりショックでかい事だと思うのに、さらに唯一の肉親ともあれば性格ひん曲がっちゃうって!!




あとジャッキー、短髪似合わないって!!









正直なところ言いますと


う~~~~んな映画です。







ジャッキーアクション度:★☆☆☆☆
重いよ…度:★★★★☆
でもジャッキー好き度:★★★★★









本日このへんで。









リクエストありましたら、常時受け付けております~。