12月の3連休に滋賀県で結婚式があったので、ついでにフラッと遊んできました。
22日夕方の披露宴だったので、相方には申し訳ないですが、日帰りではなく確信犯で宿泊^^v
お目当て(メイン)は、滋賀県立琵琶湖博物館。
琵琶湖の歴史から生息する生物まで学べる博物館で、実は水族展示があるんですな(*´∀`)♪
はい、括りは水族館ですね!
9月初旬の深夜に電話にて結婚式のお知らせがあった時、既に行くことを決めてました。「遊びたい場所が近場なら送るよ」という悪友Hの言葉、この日まで決して忘れませんでした
博物館は琵琶湖の湖畔、烏丸半島にあります。
車以外でアクセスする場合、結構時間がシビアで、JR草津駅から近江鉄道バスに乗る必要があります(所要時間約30分)。このバスの本数が少ない!1時間に1~2本(基本1本)。
しかもあざらしは披露宴会場のホテルから出発だったので、JRの駅に行くためのシャトルバスが1時間に1本。こりゃ、ホテルからはタクシーだね!
…と思ってたのですが、その結婚した友人Hの「乗ってくか?」の朝メール。そりゃもう「ありがとう!」と返すしかないっしょ!あざらしは厚かましいんです
ということは、帰りのバスだけ気にすれば良いので、有り難くも博物館まで送ってもらいました♪
(しかも「もしバスがどうしてもなかったら電話しろ!」と言い残して、彼は去って行った…^m^)
イェ~イ、初来館だぞ~  
入館料は¥750。
展示室はA、B、Cに分かれ、C展示室の一部が水族展示になってます。すみませんが、水族展示以外は本当にササッと紹介…笑
A展示室は「琵琶湖のおいたち」で、2億年以上前からの自然環境の変遷を紹介しています。化石、岩石、鉱物等の標本が展示されています。
フィールド調査と研究室での分析というコーナーもあり、このように地学系の学芸員一人一人の机をつくり、どのように研究をするのかをその周囲で紹介してます。単なる標本展示ではなく、こういうのが興味をそそるんですわ!
B展示室は「人と琵琶湖の歴史」で、その名の通り、琵琶湖と人間との関わりを、湖底遺跡や、湖上交通、漁労、治水、利水等を通して学びます。
世界最大の淡水貝塚の剥ぎ取り標本や琵琶湖独特の木造船等の漁労道具も展示されています
C展示室(2F)は「湖の環境と人々のくらし」をテーマに、琵琶湖の自然、環境、生き物等を、暮らしや環境の変化を交えて学びます。
さて、C展示室(1F)があざらしのお目当て、水族展示「淡水の生き物たち」です。
ここからは順番通りに進みましょう♪
ところで、ココのHP、展示に忠実です。
だから詳細はあざらしブログなんかよりHP見た方が絶対にいいです。
これ、ホント…笑!
「琵琶湖の魚たちとそのすみか」では、内湖やヨシ原にすむ魚から岩場から沖合にすむ魚まで、各環境ごとに展示されています。
淡水水族展示としては日本最大のトンネル水槽もあります。
アクリルの厚さ、15cmだったかな…
琵琶湖の主・ビワコオオナマズも、夜行性の彼らに合わせた照明下で観察できます。
アユ自体は珍しくありませんが…
琵琶湖にすむアユのなかには、春先に川に上って大きくなるものと、産卵直前まで琵琶湖内で過ごすものがいます。後者は体長10cm位にしかならないため、コアユと呼ばれているそうですよ。
琵琶湖固有のビワマス。
ん、若干婚姻色出てる…?
「琵琶湖のさまざまな生き物」では、大型水槽では隠れてしまうような小さな魚から琵琶湖に棲む変わった習性をもつ魚たち、琵琶湖への移入種等が展示されています。
岸辺のヨシ原を再現した水槽にはウキゴリやモロコ等の小さな魚やエビや巻貝が。
変顔のウツセミカジカやスジモロコ。
托卵する魚・ムギツク。
コヤツ等、ドンコの巣に集団で入り込み、卵を産みつけます。 産卵に加わらない者はドンコの卵を食い荒らします。 ドンコは残ったムギツクの卵を孵化するまで守ります。ムギツク…お前はカッコウか!!
♀しかいないギンブナは、他の魚の精子を利用して繁殖するんですよ。一体どういうこっちゃ!?
魚ってそんな変なヤツも存在するんです…
そして琵琶湖と言えば、ブラックバスやブルーギルといった外来種。当然展示されていました。
「川や池の生き物」では里、中流~上流の様相を再現。
コチラは上流のアマゴ&イワナ。
「水辺の鳥たち」のコーナーは足早に…
「よみがえれ!日本の淡水魚」では綺麗なオショロコマ や、オヤニラミ 、タナゴ類もいたかな…?
「保護と増殖 保護増殖センター」もチラリ。
「世界の湖の魚たち」では、中国の洞庭湖、カンボジアのトンレサップ湖、タンザニアのタンガニーカ湖、アメリカ&カナダの五大湖の魚を展示。その他に古代魚コーナー(チョウザメやギー)もありました。
コチラはトンレサップ湖水槽。カイヤンやシルバーシャーク・ナギナタナマズがいました。
あら?そう言えば2009年にトンレサップ湖に行きました(コチラ)!
そうそう、何故かこのコーナーに、11月授精のビワマスの卵の展示もありました。
11月より前に授精したと思われるモノは… もう魚ですね!
「ふれあい体験室」は割愛しますが、タッチングプールは冬期休業でした。
バスの時間が足枷となり、かなり掛け足で見てしまいましたが、何だかんだでしっかり堪能
博物館内の水族展示なのに思ったよりガッツリ大きい水槽。噂には聞いていましたが、なかなかの充実度で、かなりビックリしました。
ちなみにパネルは分かりやすく見やすかったです(手作り感0の電光掲示板タイプ)。
また、館内を学芸員さんがブラブラしているので、話しかけると沢山説明してくれそうです。A~C全ての展示室で説明を受けている方を見かけました
この後はとりあえずJR草津駅に、、、続きはvol.2で!たぶん2014年になってからupします^^v
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