あざらし、カンボジアに行く - vol.2 - | あざらし2号、全国ブラブラ日記

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ヤフブロからのお引っ越し。旅行を楽しみながら全国各地の動物園・水族館を廻ってます。

【2日目】
観光初日の2日目。

実はあざらし、タイ料理やベトナム料理は苦手。両国に挟まれたカンボジア(クメール)料理が口に合うかは全くの未知数。
口に合わないことも視野に入れて軽食は常備。だってスーツケースの4分の1は食料とミネラルウォーターだもん!
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ホテルのお食事はバイキング形式だったので、食べられそうなものだけをチョイス!
中華風粥もライスヌードルも美味しかったし、生ジュースも生野菜も気にせず食べました。

生野菜って言っても綺麗なホテルだし大丈夫でしょ!普段神経質なくせに、こういう時は大雑把ですf^-^

警戒心0。




我々のホテルは
空港に近く、街の中心地からやや外れていたので、遺跡群に向かう際には一番早いピックアップとなります。ガイドのレットさんによると本日のツアー参加者は4ホテルから計15人。
本日まず向かうのは世界遺産・アンコール遺跡よりアンコール・トム


さて、アンコール遺跡群に入るには写真入りの通行証が必要です。
イメージ 19 写真はその場で撮影します。

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1日券、3日券、1週間券があるけれど、我々は3日券(40US$)を購入。この券を購入すると多くの遺跡の見学が可能となります



アンコール遺跡群とは、現在のカンボジア王国の淵源となったクメール王朝によって造営された石造の都城跡・寺院・祠堂・棟梁・貯水池等々を指します。
クメール王朝は、トンレサップ湖西北岸一帯に9~15世紀、約600年に渡り栄え、最盛期の12~13世紀初めにはインドシナ半島の中心部をほぼ支配する大王朝だったそうです。
かの有名なアンコール・ワット、アンコール・トム等の主要遺跡だけでも26以上に及び、東西22km、南北35kmの一帯に集中する、世界では例をみないほどの大遺跡群。1992年に世界遺産登録。


これから出掛けるアンコール・トム。「アンコール=都市」「トム=大きい」と言う意味で、名前通り、周囲約12km、高さ8mの城壁に囲まれた非常に大きなエリアです。
城壁内にはバイヨン寺院、象のテラス、ライ王のテラス、ピミアナカス等があります。


さて、アンコール・トムには5つの城門があります。我々が通ったのはアンコール・ワットから真っ直ぐに延びる道、アンコール・トムへのメインゲートである南大門
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5城門の中で一番美しいそうです。


この南大門手前では、蛇神(ナーガ)の胴体を引き合う神々と阿修羅の像がお出迎え。
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アンコール・トムの中心、バイヨン寺院は残念ながら工事中でした。
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アップ入口側がコチラで、出口側がコチラアップ

バイヨンは12世紀末にジャヤヴァルマン7世によって創建された仏教寺院。微笑を湛えた四面仏(観世音菩薩)の塔で有名です。また当時の人々の生活で描かれたレリーフは見応え有り!

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アプサラ、出産、狩りをモチーフにしたもの等、レリーフは本当に様々。レリーフは第一回廊と第二回廊にあったかな。
(記憶が定かじゃない^^;)


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とにかく沢山のレリーフがありました。こういうのを見ると本当に感動、そして感心します


ところで、上記のアプサラとは、カンボジアに古くから伝わる宮廷舞踊です。こちらは後ほど本物を見ることになっていますので、詳細はその時に。






第二回廊の塔門を潜ると…顔、顔、顔、顔のオンパレード!!
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コチラが観世音菩薩の四面仏。
ガイドブックにも載っている「クメールの微笑み」です。


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一体何個あるのよ、この顔!

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撮影スポットのため人だかりになっており、この付近には綺麗な衣装を纏ったお姉チャン達が立っています。観光客と一緒に記念撮影をする有料のモデルです。


時間があれば撮ったんですけどねぇあせる





イメージ 13その近くではネコが熟睡中ぐぅぐぅ
触っても全く気にせず寝続けるふてぶてしいネコ。
クメール王朝遺跡在住のおネコ様は毛並みが良かったです。








バイヨン寺院北側出口から出て次に向かうのは…
200m続く空中参道をてくてく歩き、現在修理中のバプーオンへ。
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参道は地上と天上界とを繋ぐ虹の架け橋の意味もあるとか。

バプーオンは11世紀に築かれた三層から成るピラミッド型の寺院。当時はバイヨン寺院より高かった、とのこと。修理中なので、残念ながらココは外側からの見学のみ。

20世紀初頭の発掘以来、何度か中断・再開を繰り返しながらフランスのチームによって修復作業が行われているらしいのですが、では一体何時になったら内部が見学可能になるのかしら??

日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JSA)のHPによると、この寺院は独特のプロポーションに起因する構造的欠陥があるそうです。じゃ、見学可能になる時ってこないのでは汗


お次は、かつての王宮があったエリア。
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11世紀に築かれたピミアナカス、こちらもバプーオン同様にピラミッド型。
空中楼閣、天上の宮殿という意味だそうです。

ココは時間の都合上、外観のみ見学。一応上れるみたいですが、基本的に遺跡の階段は急です。
上ったら危なそう
注意





イメージ 18ピミアナカスの北側には沐浴用として利用されていた男池と女池の遺構が…
これはどっちだろう??










ライ王のテラスへ。
イメージ 20外側の一面と内側の両壁面にぎっしりとナーガ、テヴァダー像のレリーフがあるのですが、ここではやっぱりライ王の像かな。
本物は博物館にあって、ここにあるのはレプリカだそうです。
コチラで紹介するのは、あえて魅惑のお尻側














最後は象のテラスへ。
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テラスの長さは300mに及び、その名の通り、象のレリーフが並んでいます。
結構歩き回りましたよ。

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しつこいですが階段は急!頑張れ、私達DASH!イメージ 24

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第一・第二回廊のレリーフとはまた異なる魅力です。









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アンコール・トムの観光はこのテラスでお終い!とにかく広かったです
ココってじっくり見たら絶対1日掛かり。。。
もし、また訪れる機会があったら、今度はゆっくりじっくり見たいです。


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一部、ゾウで移動できる箇所がありました。
フリープランで旅する人は利用してみるのも楽しいかもしれませんね