ここ10年、年間2回以上は絶対に訪れているヘビロテ水族館・えのすい。そして毎回思う…年パスを買うべきだ!と。年間2回訪れれば元が取れるのよ。
でも今回も年パスを買うことなくフツーに。。。ま、今年はこれが最後かな…きっと

新江ノ島水族館(えのすい)で7/14から、独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の有人潜水調査船しんかい2000が移設、展示されています。
相方、昨日これを知って…「どうせ暇なんだから見に行こうぜ!」と。
そんな訳でえのすいへ出発。相方の実家から近いので、自ずとヘビロテになるんです。


小田急・藤沢駅に、新宿行きのドラえもん電車が停まってました。撮影してる人が多かったので、気にせず私も撮りましたよ

電車に乗って、あっという間にえのすいに到着。思いつきで出掛けたので既に15時

まずは「相模の海ゾーン」から。



相模湾は、暖流と寒流がぶつかる外洋の近くにあり、深海、岩場から砂浜、干潟まで様々な生態環境を持ちます。
実は、世界に類を見ない多様な生物の宝庫なんですよ。

毎度のことですが、混んでます


撮影ポイントが違うだけで、これらは全て相模湾大水槽の写真です。


相模湾は国内でも有数のイワシの漁場として知られていますが、その生態は普段見ることが出来ません。この水槽の約8000匹のマイワシの大群は最大の見所!
相模の海ゾーンは、大水槽だけではありません。


相模湾沿岸の深さに合わせ、そこに暮らす多様な生物を紹介する展示水槽とか。スロープに合わせてだんだん深くなっていくんですよ。
「冷たい海・暖かい海ゾーン」



何処の水族館でも同様ですが、暖かい海はカラフルな魚が多いので人だかりになり、冷たい海は地味な魚が多いので人が少ないです(笑)
発見の小窓「小さな地球」では…




キリンミノカサゴという小さなミノカサゴや、コンゴウフグ、メガネゴンベやムラサメモンガラもいました^^

こんな感じで小さな水槽が24個並んでいるんですよ。
「深海Ⅰ~JAMSTECとの共同研究~」


水槽は変わってませんが、深海域のジオラマが増えました。
で、今回見たかったのは「深海Ⅱ~しんかい2000~」です。

ちょうどイルカショーが終わったタイミングで、激混み状態に……チッ!失敗したぜ。。。





1981年の完成後、1982/1月から2002/11月までの20年以上に渡って1411回の潜航を行い、数々の研究成果をもたらすと共に日本の深海研究の飛躍的な発展に貢献したしんかい2000。
2004年に廃船となり、一定の役目を終えました。
しんかい2000は以前見たことあるし、実はJAMSTECでしんかい6500も見たし中に入ったことあるのよね。そういう意味では感動は小さいのですが…
深海調査研究の歴史がパネルにしてあったのを、ユックリ見られなかったのが残念。また落ち着いたら行ってみようっと。
深海に棲む妙な貝・スケーリーフット。

これまた深海に棲む妙なサメ・ラブカ

しんかい2000の他、こういった標本の展示もされていました。
ま、見たいものは見られたので、深追いはせずに帰路に。
夏のえのすいは混んでるし落ち着かないので、個人的には夏以外に行くことをお勧めします
