パッチチーム | シールオンラインのアップデート記録

パッチチーム

2年ほど前、シールオンラインが正式サービス開始を迎えた頃。
韓国開発社のGrigonでは、当初の開発チームのメンバーは異動して既にいないと話題になった。その約1年後に発表されたQringの開発に異動していたらしい。

シールオンラインの初期開発部分(~十字森)とその後の追加部分、特にリロード以後の整合性の悪さの主因だと思っていたが、この記事によると、どうやらこのような異動自体は業界的には珍しいことではないようだ。

業界外の素人からすると、初期開発からその後のアップデートまで同一チームが継続して担当するものだと思い勝ちだが、実際はそうではないらしい。初期開発チームと、その後のバグ修正・アップデートをするチームは別で、後者はパッチチームと呼ばれ一段低い位置づけになるらしい。

そういえば最近、日本側運営チームのメンバーがシールを愛しているかと元GMなプレイヤーに詰問しているプレイヤーを目にした。このような状況を考えると、少なくとも開発サイドは、このような日本のプレイヤー的な感覚では動いていないようだ。このような状況に国民性や文化の違いも加わって、仮に日本側に愛や熱意があったとしても、開発サイドを動かすのは容易ではないのだろう。実際、澤社長時代の日本運営チームと韓国開発社の間には、激しい軋轢があったようだ。その一端が、最近の澤氏の講演会からも伺える。