17 2022年上海軟式野球リーグ

全国15憶3千万人の上海軟式野球リーグファンの皆様こんにちは。

あなたは、こんなに安らかな寝顔を見たことがありますか？

練習初日。サングラスをかけ、バーガーキングのワッパー片手に遅刻して現れた、見るからに扱いずらそうなこの男が数年後、自身の最終戦ののちに「思い残すことは何もない。全てはグラウンドに置いてきた。」そんな表情で眠りにつく姿。

宿敵サムライにAZ共に敗れた前節から1週間。

果たしてリベンジはなったのか？ウィル兄の安らかな寝顔が意味するところは！？

1次リーグも佳境を迎えた上海軟式野球リーグ。

今週もシーホースの戦いの様子をダイジェストでお伝えします。

本日の試合

第1試合：キズナVS 151A

第2試合：ヤンプターズ VS サムライＰ

第3試合：Forward VS シーホースZ

第4試合：サムライC VS シーホースA

ウッチー4回3失点の粘投！今季3本目！奥多摩砲確信歩きの一発も、打線はサムC井上投手に毎回の12Kで一歩及ばず無念の敗戦！！

<バッテリー>

【シーA】内田、藤原ー青木（啓）、網野

<スターティングメンバー>

【シーA】1(右)千代丸　2(捕)青木（啓）　3(三)邑田　4（指）長田　5（左）山本　6（一）今井　7（二）青木（寛）　8（遊）狩野　9（中）大垣　（投）内田

戦評

前週7回21K、上海軟式球史に刻まれる敗戦を喫したシーZの弔い合戦。

シーAとしても、先週サムP戦、敗戦の借りを返すべく、そしてリーグ戦首位通過を賭けて負けられない戦い。

初回、球界の重鎮門脇氏をデッドボールで仕留める順調な立ち上がりを見せた嘉兴エクスプレス（21:30発）ウッチー(※注1)。

好投手同士の投げ合いになるかと思われた2回。急遽制球を乱し、フォアボールとデッドボール、ヒットでワンアウト満塁のピンチを招くとセカンド青木（寛）の通天閣フィルダースチョイス（※注2）で1点を献上。更にエラーの間に失点し2点を追う苦しい展開に。すかさずその裏、相手守備の乱れを突いて1点を返すも、3回に1点を追加され再び2点差に。

追いかけるシーAは5回から登板の藤原がフォアボール１、被安打ゼロの好リリーフ。

最終6回、初球打った瞬間それとわかる邑田選手の今季3発目の奥多摩砲（※注3）で追撃も及ばず3-2。無念の敗戦となった。

打った瞬間。完璧に捉えた打球は3号ホームラン。

通天閣。

※注1:内田さんは嘉兴から毎週高铁で。この日も送別会後21:30の高铁で帰路に。遠いところありがとうございます。

※注2:青木（寛）選手の特殊能力。下手投げのフィルダースチョイスで滞空時間は約2.5秒。全員がこの日初見であり今後見れるかは定かではないが是非これで見納めとしたいところ。

※注3:邑田選手の勤務地が上海の僻地にある為、東京の僻地奥多摩になぞらえ、そのホームランは一部上海軟式野球ファンから奥多摩砲、奥多摩弾、青梅線などと揶揄されている。

明田キャプ半期に1度の〆作業！30分遅刻で急遽スタメン変更も投手陣が1失点リレー！打線は5度の好機にあと一本が出ず無念の敗戦。

<バッテリー>

【シーZ】那賀、古川ー柳、明田

<スターティングメンバー>

【シーZ】1(捕)柳　2(遊)山口　3(中)松田　4（右）小笠原　5（二）鈴木　6（三）大前　7（左）糸田　8（一）杉川　9（指）能登　（投）那賀

戦評

前週7回21K、力の差をまざまざと見せつけられ一度は全員が引退を決意したシーホースZ。

今週の相手はエースが一時帰国中、ベンチ入りメンバー9人（内2名が女性）というこちらもギリギリの状態のForward。

これは、負けるわけにはいかんぜよ。

シーZの先発は不惑のエース那賀さん。ほぼ完璧な内容で4回を被安打2、無四球1失点でForward打線を翻弄。

続く古川さんも5回6回を無失点で抑える力投。一方打線は初回柳代表のツーベース、松田広報部長のヒットでチャンスを作るも得点できず。その後も再三得点圏までランナーを進め、最終回も30年振りにスライディングを試みた小笠原さん（※注1）を3塁、デッドボールで出塁のスーさん（※注2）を2塁と攻め立てるも最後まであと一本が出なかった。