どこの国民も、自分の国には批判的。
それはきっと、好きだからこそ「もっと、こう変わって欲しい」だったり、「こんなはずじゃないのに」という期待とのギャップだったりするのかも。
私も、日本にいる時は、お互いの顔色を見合う雰囲気や、LINEにすぐ返事する文化が苦手でした(それでも、ずいぶん風変わりだったと思うけど)。
が、ボストンに住んでみると、アメリカ人から「将来は日本に住むのが夢」とか、「引退後は日本で暮らしたい」なんて打ち明けられて、嬉しくなることもありました。
日本生活が新鮮なうちに、それぞれのメリットを書き留めます。
主観満載で、すみません
日本の「良いところ」は、まず何といっても、安全性と清潔さ。
夜中に外出しても、コンビニや自販機の灯りがあり、女性の一人歩きが怖くないって、本当にありがたい。
駅や電車内、公共トイレの清潔さにもホッとします。
医療が気軽に受けられるのも大切。
医療費が安く(日本国民にとっては、だけど)、予約なしで病院へ行けるのは超便利。
米国では高い保険料を支払っているのに、目的の病院へかかる前に、自分の加入した保険会社の保険が使えるかどうかをチェックしなければなりません。
かかりつけ医を通じて予約を取るのが基本なので、本命の病院へたどり着くまでに2週間かかる、なんてこともざら。
保育園・幼稚園の安さも魅力です。
米国では娘の毎月の保育料が、家賃よりも高額でした。日本の私立高校の3年間分の学費が、2歳児のために1年間で消えていく
兄弟の多い家庭は、どうなるんだ
顧客サービスの良さも抜群です。
米国では、顧客の注文を勝手に変更する、約束を一方的に反故にする、期限を守らない、間違いを認めない、不都合なことに答えない、のが日常茶飯事。
よく言えばアバウトで、慣れると腹を立てる気にもならないけど、大事な時は、つい高額でも日本の会社に頼っちゃいました。
貧富の格差も、日本は、まだまだ緩やか。米国と比べると、体感的には、コロナの感染者数の差ぐらい異なる気がする。
治安、医療、教育が、当たり前に享受できるって、結構、素晴らしいかも。
夫も「老後は日本で暮らしたいという人がいるのは、わかるなー」と言っています。
日本食のおいしさもラインナップに加えたいけど、これは好みなので、加えません
(それにしても、帰国初日のイカ刺、イセエビ焼き、お稲荷さん、ほうれん草の和え物という夕食は美味しかった)
トイレの便座が温かいとか、
お風呂場で気楽に体を洗い流せるのも快適。
米国はユニットバスのため、浴槽内で身体を洗うしかありません。
かつ、お湯をザブザブ流すとトイレまで水浸しになります
部屋の温度が細かく設定できるとか、
洗濯乾燥機が個々の家にあるとか、
日常的にありがたいことも、たーくさんあるけど、細々したことは割愛します。
帰国後も、夫が夕食当番を続けています。
「食材が豊富でメニューを考えるのが楽しい」らしい。
帰国直後の食卓を、少しだけご紹介します。
実家からの差し入れを消化しつつのため、不思議な取り合わせも多いですが、「隔離生活メニュー」ということで、目をつぶってください💦
油揚げと大根おろし、カツオのたたき、肉団子。
アジの刺身、メヒカリの一夜干し、大根とニンジンのなます、ハスのハンバーグ。
夫が最初に買った刺身はカワハギ。肝と和えて食べると絶品です。
金目鯛の煮つけと、しらす干し、キンメの湯引きとヒラメの刺身。