今日は、ちょっと真面目な話。長くて、すみません。
 
 
最近、帰国してからの身の振り方を考えています。
 
 
大学卒業後、20年余りをバリバリと働き、同僚の夫とは結婚後もおおむね別居婚(お互いに転勤族のため)。
 
 
子どもを産めるギリギリの年齢になって、産むなら単身赴任の夫と合流するしかないあせると、後ろ髪をひかれながらも大好きな仕事を辞め、娘を授かりました。
 
 
第一子を出産する平均年齢から10年以上オーバーして娘を産んだ私は、「娘は友人より10年早く親と死別するから、今のうちに出来る限りの愛情を注ぎたい」と考えています。
 
 
とはいえ、社会的な接点を失うのも寂しいあせる
 
 
専業主婦の世界にも馴染めないあせるあせる
 
 
というわけで、産後6カ月ぐらいから、勤めていた会社の仕事を在宅で引き受けています。
 
 
在宅仕事を続けながら、とりあえず、夫の夢だった留学を支えよう。それが終わる頃には、次のステップが見つかるはず…と思っていましたが、さっぱり見つかりません。
 
 
英語力もついておらず、何を遊んでいたんだろーーー!!と反省しても、後の祭り。
 
 
米国で出来た女友達の多くは、やはり仕事を持っています。
 
 
子育てとの両立に苦労している人、経済的な理由で辞められない人、子育ては夫に任せきりで自分の人生を楽しみたい人…本当にいろいろ。
 
 
MBAや大学院に進む女性の中には、子どもができずに悩んでいる人もいます。
 
 
30~40歳代の女性は、自己実現へ努力するだけで良い「めでたい時期」を、とっくに曲がり切っているらしい。
 
 
家族のために尽くしつつ、キャリアウーマンとして100%仕事をする人なんて、いるんだろうか。
 
 
「やりたい放題、働いたんでしょ」と言われると、確かにそうなんだけど、「ママも、まだまだ走れるんだぜグラサン」と挑戦する背中を娘に見せたい気持ちも少しあります。
 
 
でも、その分、家族への負担が増すし、娘と過ごせる時間は減っちゃいます滝汗
 
 
米国では、「ベビーシッター任せ」という手段の人もいます。ただし、
 
 
ベビーシッターは本気で子どもを叱れない
 
 
親とベビーシッターの雇用関係を利用して、子どもがベビーシッターに威張り始める
 
 
親の前だけ「いい子」を演じるようになる
 
 
親は子どもを物で釣るようになる
 
 
という問題があることに気づきました。
 
 
みんな必死。でも、うまく回っていないんだよなー。
 
 
女性にとって、「自己実現」と「家族の幸せ」って、こんなに対立するものなんですね。
 
 
まだ、しばらくは彷徨いそうですゲッソリ
 
 
最近、FBの広告に、米国人が考える「世界で活躍する(した)女性」のTシャツがあります。
 
 
フリーダ・カーロ(メキシコの現代絵画を代表する画家)
 
ジェーン・グドール(英国の動物行動学者)
 
マヤ・アンジェロウ(米国の詩人・女優・歌手。マーティン・ルーサー・キング・ジュニアとともに公民権運動に参加)
 
メイ・ジェミソン(米国の医師。アフリカ系アメリカ人初の宇宙飛行士)
 
アイダ・B・ウェルズ(米国の反リンチ運動家)
 
スーザン・B・アンソニー(米国の公民権運動の指導者。女性の参政権獲得に向けて活動)
 
アメリア・イアハート(女性初の大西洋単独横断飛行をした飛行士)
 
マリー・キュリー(ポーランドの物理学者。ラジウムを発見)
 
マララ・ユスフザイ(パキスタン出身の人権運動家)
 
ハリエット・タブマン(米国の奴隷解放・女性解放運動家)
 
キャサリン・ジョンソン(NASAの数学者。映画「ドリーム」の主人公)
 
ローザ・パークス(「モンゴメリー・バス・ボイコット事件」で有名になった公民権運動の活動家)
 
ルース・ベイダー・ギンズバーグ(RBGの愛称で親しまれる米国の最高裁判事)
 
エレノア・ルーズベルト(ルーズベルト大統領の妻。世界人権宣言の起草に大きな役割を果たした人道主義者)
 
メイベル・ピン・ファ・リー(中国生まれ。米国における参政権運動の活動家)
 
 
…恥ずかしながら、数人しか知らずデレデレ
 
 
下記は娘の保育園から送られてきた写真です。
 
2~4歳児が半年間かけて寄付を集めて、街の図書館やチルドレン病院など5つの寄付先から、どこに寄付するのがベストかを話し合い、投票した結果、チルドレン病院への寄付が決まったらしい。
 
 
寄付金と手紙を自分たちでポストに投函しています。おお!教育熱心過ぎる滝汗