1年ほど前、ボストンの地下鉄に、ベビーカーで乗車する苦労を書きました(「地下鉄のニンジャ」)。
 
 
地下鉄は前から乗車して、運転士の脇で料金を支払ってから着席するシステム。
 
 
でも乗車口は高い所にあり、3段ほどの階段を上らなければいけないので、ベビーカーを持ち上げて乗車するのは至難の業です。
 
 
運転士によっては、「後ろのドアから乗って」と言うので、階段を下りて、電車に乗りなおしたりします。
 
 
で、後ろのドアから乗った場合、料金を支払うため、すぐに車両の先頭まで走って料金を支払い、再び後ろのドア付近のベビーカーまで戻らなくてはいけません。
 
 
もちろん大雑把な米国なので、運転士は母親がベビーカーまで戻ったかなんて確認せずに発車します。
 
 
車内で、子どもが乗ったベビーカーから手を放す恐怖笑い泣き
 
 
というわけで、私は車内で全力ダッシュをし、時折、米国人から「ワオ!ニンジャ!」などと感心されたりしていました。
 
 
ところが、米国暮らしが1年を過ぎた現在は、後ろのドアから乗り、堂々と料金を支払わずに後ろのドアから降りるようになりました。
 
 
というのも昨年の秋、学校の宿題のネタに困った夫から「なんか面白い話はない?」と聞かれて、この件を話したのです。
 
 
ベビーカーでの地下鉄の乗り方は、保育園ママ友のアメリカ人たちも、共通する悩みだったので、そう伝えると、夫は「ママ友のコメントじゃ、まずいな」と言い、夕方のクーリッジコーナー駅へ。(←完全に仕事モード汗
 
 
ベビーカーを押す、通りすがりのママたちに取材をすると、「私は先頭車両で料金を支払って、いったん電車から降りてベビーカーと後部ドアから乗る」とか、「ベビーカーが危ないから料金を支払わずに乗る」とか、みんな苦労している様子だったそうです。
 
 
そこで夫が地下鉄の広報へ取材したところ、「ベビーカーや車いすの人は料金を支払わなくて良い」との回答だったそうです。
 
 
あ。そうなんだ!!
 
 
でも、運転士によっては、後部ドアから乗車すると「料金を払えーー」と怒鳴ります。
 
 
夫が、その点も確認すると、「運転士には料金の徴収が不要だと教育している。でも、一部では指示が届いていないこともあるかもしれない」とのこと。
 
 
なるほどー。というわけで、我が家は、それ以来、後部ドアから堂々と乗るようになりました。で、なるべく降車してから、運転席に回って「サンキュー」と声をかけています。
 
 
そして気が付くと、最近は「料金を払えーーー」と怒鳴る運転士は、いません。
 
 
珍しく夫の宿題が役に立ちました。めでたし、めでたし…では終わりません笑い泣き
 
 
地下鉄は2両編成の車両が二組くっついた計4両で走っていることが多く、運転士は1両目と3両目にいます。


そして4両のうち、1両だけ、後ろのドアに階段が無いバリアフリーで、車椅子やベビーカーに乗り込みやすくなっています。


この1両が、どこかを見極めるのが大変笑い泣き
 
  
電車がホームへ入ってきた時に目を凝らして、バリアフリーの「車いす」マークがついている車両を探すのです。


もし先頭の2車両が「バリアフリー」で無ければ、ホームをダッシュして3両目以降の後部ドアから乗車します。
 
 
もたもたしていると、電車は発車してしまうので、電車に乗るまでは常に戦闘モード。
 
 
ダッシュが甘くて、2度ほど乗り遅れました笑い泣き


運転士も、もうちょい待ってくれても良さそうですが…チーン


というわけで、車内での「ニンジャ」作業は終了したものの、車外での「ニンジャ」業務は継続中ですあせるあせる
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