これ好きすぎて、まんまタイトルにしてしまった @『セトウツミ』 第4話「威嚇と擬態」
節[フシ]ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『デジタル大辞泉』
1 棒状の物の盛り上がった部分。
ア 竹・葦(あし)などの茎にあるふくれた区切り。
イ 幹や茎から枝が出るところ。また、木材に残る枝の出たあと。「節のある板」
ウ 骨のつなぎ目。関節。「指の節」
エ 糸や縄のこぶ状になった所。「節の多い糸」
2 区切りとなる箇所。段落。せつ。「これを人生の節としよう」
3 心のとまるところ。…と思われる点。「疑わしい節が二、三ある」
4 機会。おり。おりふし。「何かの節に思い出す」
5
ア 歌などの旋律。また、旋律のひとくぎり。曲節。「節をつけて歌う」「出だしの節を口ずさむ」
イ 文章を音読するときの抑揚。「節をつけて朗読する」
ウ (ふつう「フシ」と書く)浄瑠璃や謡曲などの語り物で、詞(ことば)に対する旋律的な部分。
6 その人独特の語り口。演説や講演にいう。
7 「鰹(かつお)節」「鯖(さば)節」などの略。
8 定常波で、ほとんど振動していない部分。振幅が最小の点。⇔腹。
9 なんくせ。言いがかり。
『スーパー大辞林3.0』
(略)
⑥箇所。注目すべき点。「思い当たるーがある」「故意と思われるーがある」
(略)
『明鏡国語辞典 第三版』
(略)
⑨目にとまる箇所。そのように思われる点。「思い当たるーがある」
(略)
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意外と語釈が長い。まさかこんなに多義だと。
そして、そういう傾向がある、みたいな意味だと思っていたけど、そんな含みはなかった。
単に”そのように思われる点”についての言及。
「そういうとこだぞ」というマイナス面の指摘とは違う。似てるけど。