勘違い するなよ。。。
そう言わない代わりに 男は
優しいフリ、をする。
ちょっと憂いた哀しい目をして
煙草をフカす そのあいだに・・・
いざというときの逃げ文句くらい
考えられるさ。
ヘタに利口で
自分にプライド持ってる女ほど
<安い優しさ>を 都合良く 勘違いしちまうのさ。
オマエも・・・
気がついてないだろうが
結構、“アブナイ”とこ、あるぞ。 オレみたいな男から見たらさ。
利口な女ほど、意外と自分ってモンが見えてないんだ。

オレが優しい?
そう感じるなら、まだまだ・・・だな。
そういうのはな・・・
<無責任な優しさ>なんだよ。
本気で惚れてるなら、肌触りのいい優しさだけで
その場をスルーしようなんて思わないぜ。
まぁ・・・惚れた方が 弱くなっちまうから
“期待して” 待っちまうんだな。
ホントは自分でも少し感づいてるクセにさ。
たとえばさ・・・昔のオレを想い出せよ(笑)。
はっきり、答えを出せない奴なら・・・
そんなの、止めちまえ。
イイ女で いてくれよ。
いい恋、しててくれよ。
男も女もな・・・黙ってても、顔にでちゃうからな。
オマエ・・・今 しあわせか?

オレか?
昔よりいい顔になっただろ?
笑うなよ。
もう、女に嘘ついたり、セコイことするのは卒業したんだ。
あ、言い切っちゃうと ウソになるか。(笑)
オマエが好きだったよ。
あの頃は言えなかったけど。
・・・言えなかったことを、後悔してたさ。
妙に、男のコケンにこだわってたしな。
でも、そんなオレを フッたオマエは正解だったと思うよ。
もう、クドくつもりは無いけどさ、
幸せになって欲しいんだ。
オマエが幸せになってないと
安心して・・・オレも幸せになれないだろーが。
なぁ、いつか・・・飲みたいな。
オレのカミさんと、オマエの旦那も一緒にさ。
・・・って、悪趣味か。
そういやぁ昔、男と女の友情って成立するか?
なんて、オレに聴いたことあったな。
何ホザイてんだって、思ったけど
・・・そういうのも、あっていいかもな。
逢えて・・・よかったよ。
お互いにさ、 格好いい“年寄り”になろうぜ。
昔より 少し涙もろくなったオマエは
別れ際、あの頃みたいな笑顔を無理に作って
スクランブル交差点に 紛れていった。
ビルの合間に見えるギザギザの空を
ぼんやり見上げていたら
飛行機雲が見えた。

またいつか・・・逢える時が俺たちにあるかな?
幸せでいて欲しい・・・あの頃、本気で好きだったオマエだから。









