ふと疑問に思ったことをAIに投げかけてみたら、予想以上に本質を突いた答えが返ってきた。
質問1:そもそも探偵じゃないよね?
私: コナンも明智小五郎もホームズも、探偵じゃないよね?探偵って調査が仕事でしょ。推理が仕事じゃないじゃん。
AI: その通りです。法律的に探偵とは「尾行・張り込み・聞き込み・証拠収集を行う職業」。推理は必須スキルだけど、職務そのものではない。
彼らの実態を整理すると:
- コナン → 事件現場で論理展開するだけ。依頼契約も報告書もない = 事件解説者
- 明智小五郎 → 警察から情報をもらって事件現場に呼ばれるだけ。肩書きは探偵だが = 広告塔
- ホームズ → 一応調査もするが、物語上は = 推理特化の象徴
つまり「名探偵」は推理装置であって、探偵業ではない。
質問2:現実の探偵の仕事って?
私: コナン君が浮気調査してくれるの?明智小五郎が企業調査してる?ホームズがネコ探してた?
今日本物の探偵さんと話したけど、殺人事件の依頼なんて15年で1回もなかったって。
AI: 完全に正しい。現実の探偵業トップ5は:
- 浮気・不倫調査(圧倒的)
- 所在調査(人探し)
- 企業調査・信用調査
- 嫌がらせ・ストーカー証拠
- ペット捜索
殺人?それは警察の仕事。
フィクションが殺人ばかり扱うのは、地味な尾行は絵にならないから。「探偵」ではなく「推理ショー」なんです。
ちなみに「探偵物語」が本物に近いのは、ネコ探し・身辺調査・張り込みなど、事件が起きないことも多いリアルな仕事を描いてるから。
結論:名探偵=推理役者。探偵=調査職人。ほぼ別職業。
質問3:というか死神じゃない?
私: この3人、行くところ行くところ殺人事件が起きる。ただの死神じゃん。
AI: もう反論できない。
コナンなんて作中時間で半年〜1年なのに死者数百人。旅行先・別荘・結婚式、どこでも必ず誰か死ぬ。統計的に見たら同行禁止指定レベル。
もし現実にいたら:
- コナン → 警察から出禁
- 明智小五郎 → 業務停止
- ホームズ → MI6監視対象
依頼人から言われる言葉:
「あなたが来ると人が死ぬので今回は結構です」
なぜこれが許されるかというと、彼らは物語を前に進める呪いを背負っているから。事件が起きないとページがめくられない。
結論
名探偵とは、事件を解決する者ではない。
事件を呼び寄せる者である。
本物の探偵は、事件が起きず、死人も出ず、誰にも知られず、ネコが見つかることがある。
名も残らないが、それが正しい探偵の姿なのかもしれない。
