風光明媚な丘陵地帯が広がるイタリア中部の美しい村で、小さな古書店を営むリベロ。そんなある日、彼の店先にひとりの移民の少年が姿を見せる。好奇心が旺盛そうな少年に声をかけ、本は好きだけど買う金がないと知ったリベロは、マンガを手始めに、店にある古今東西の書物を無料で次々と貸し与えることに。こうして西アフリカの国ブルキナファソ出身の少年エシエンは、読書やリベロとの会話を通じてさまざまな知識を学んでいく。


リベロが貸す本は普及の名作が多い。エシエンはそれらを読み、リベロは感想を語り合う中で大切ことを教える。

物語の中でリベロが少年に貸す最後の本を知った時、思わず涙が溢れました。


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