あらすじ

昭和55年、ある廃ビルで、質屋の店主が殺される事件が発生。決定的な証拠が不十分のまま、警察の捜査は打ち切られるが、担当刑事の笹垣は、ガス中毒死をとげた容疑者、西本文代の10歳の娘である雪穂の妙に大人びた態度と、被害者の息子でどこか暗い目をした10歳の少年・亮司の姿が脳裏に焼き付き、妙な割り切れなさを覚える。それから歳月は流れ、大人に成長した雪穂と亮司の周囲で、再び不可解な事件が続発するようになる。

 

 

感想

東野圭吾さんの作品の中でも最高傑作の呼び声も高い作品らしい。ということでミステリー映画でした。

こんな因縁があるの!?こんな運命があるの!?最後まで目が離せない作品でした。2時間半の長尺も、このストーリーなら納得!

昭和から平成にかけての長い年月に及ぶ、壮大な謎解きにあなたは気が付けますか?

それにしても既に芸能界を引退してしまった堀北真希さんは本当に美しい。この役にぴったりです。また、高良健吾さんの顔立ちも美しく、二人をみていてため息が漏れます。船越英一郎さんは刑事役が本当に似合いますね。

心を気付つけられた被害者と加害者の心情をうまく表現していて、原作に人気が集まるのも納得です。

これはミステリー好きにはおすすめの作品。傑作ですね。

★★★★