『円結びカード』から「本日の1枚」は♫

 

月夜見尊 月読尊/

ツキヨミノミコト様 ツクヨミノミコト様

 

 

神様の霊魂には側面があり、

荒魂(アラミタマ)和魂(ニギミタマ)と

表現されることがあります。

 

 

同一の神であっても別の神に見えるほど

強い個性の表れ

別の神名が与えられたり

 

 

皇大神宮(伊勢神宮)の正宮荒祭宮のように

別に祀られていることも少なくありません。

 

 

和魂はさらに

幸魂(サチミタマ)と奇魂(クシミタマ)

に分けられます。

 

 

幕末には、特殊な霊魂観として、

人の魂は 天と繋がる

 

一霊「直霊(ナオヒ)

4つの魂(荒魂・和魂・幸魂・奇魂)から

成り立つという 一霊四魂 説も

 

唱えられるようになりました。

 

 

    

 

 

前置きが長くなりましたが…ウインク

 

 

月様は アマテラス様、スサノオ様とご兄弟で

三貴神と呼ばれる神様の一柱です。

 

 

古事記にもちらりとしか登場せず

性別もはっきりしません

 

 

自分で声を聴くことができない桜将は

通訳者の方に頼るしかないのですが

 

そして通訳してくださった方の

個性や能力によって

表現に差があることも知っているのですが

 

 

どうにも男性の場合と 女性の場合が

あるようにしか思えない。。。(・_・;)

 

 

どう描こうか、悩みました。

 

 

 

で、上記の話を思い出し 

ふと閃いた ひらめき電球

 

 

月様の場合

そういった側面が 『男・女』 として

現れるのかな~と。

 

 

…ただ、女性性のツキヨミ様は 

けっこうJKっぽいノリで。。。(;・∀・)

 

男性性のツクヨミ様は 

物静かで包容力があり

眠気を誘う気が満ちた方でした(;^ω^)

 

 

それを 桜将的に表現したら

こうなったという一枚です照れ

 

 

 

【メッセージ】
月にはリズムがあります。それは陰陽の調和です。静かな空間にやわらかな光が差し込み、月が表現する時間と空間の織りなすメロディーは、皆の心を優しくするでしょう。大いなるエネルギーと共鳴することで、あなたの良さが光り輝くことでしょう。

【テーマ】

調和・音楽の才能・共感・

ハーモニー・調和へのサポート

 

【ご利益】
安産祈願・家内安全・諸願成就・不老長寿


【神社】
月読宮(三重県)、全国の月読神社・月夜見神社など

 

【神様のご紹介】

月読尊は、伊耶那岐の禊で右目を洗った際に誕生した三貴子のうちの一柱です。

 

古事記では、この誕生と、伊耶那岐に「夜の国を治めよ」と言われた二つしか記述がありません。男神か女神かもわかりません。月読尊にご縁のある神社も圧倒的に少なく、数えるほどしかありません。

 

月読尊は暦を司る神格であるといわれています。昔は太陰暦で、月の満ち欠け(月齢)を暦の基準にしました。月の運行は種まきや収穫に、月の引力は潮の満ち引きに影響を及ぼすので、月読命は農業や漁業に関わりが深いのです。神社の月次祭が1日と15日なのも月の満ち欠けが関係しています。1日の新月は気が高まって物事が新しく始まり、15日の満月で物事が満了し、振り出しに戻っていきます。自分の魂を調和させ、鎮めるための参拝やお祓いのきっかけになる日です。

 

さらに、月の満ち欠けが死と再生を思わせ、不老不死と結び付けた信仰もされてきました。月読命は、飲めば若返るといわれた変若水(おちみず)という不死の霊水を持っていたとされています。水に映る月の姿すらも神聖で、心身を浄化する力があると考えられていました。

 

日本書紀では、月読尊が天照大神から命を受け保食神(うけもち)と対面すると、保食神が饗応として口から飯を出したので、「けがらわしい」と怒り剣で刺し殺してしまうのですが、結果、保食神の死体が穀物の起源となります。そして天照大神はその凶行を怒り、日と月とは一日一夜隔て離れて住むようになったという昼と夜の起源「日月分離」の神話となります。

 

伊勢神宮での祀られ方は、内宮別宮「月讀宮」は天照大神の魂を祭神とする荒祭宮に次ぐ順位で、宮域外の別宮としては最高位の別宮です。外宮においては唯一、宮域外の別宮「月夜見宮」を持ち、篤く祀られていることがわかります。月夜見宮脇には立派なご神木の楠があり、その霊力に心を打たれ、傍でみる満月の格別の美しさと月読尊の姿に思いを馳せる人も多いようです。

 

月読尊が記紀の中で活躍に乏しいのは、強烈で対照的な天照大御神と須佐之男命の間に静かなる存在を置くことで、バランスをとっているのだといわれています。活躍は表立ってはいないけれども、見えないところで影響力を持っているということです。自然は太陽や昼だけでは成り立たず、森羅万象に陰陽は必要です。

 

私たちが静かな月を見上げたときや、清涼な神楽鈴の音を聞いたとき(浦安の舞で使われる鉾鈴の鈴は、三種の神器の八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)をあらわしていて、月読尊を意味するといわれます)に、月読尊の存在を意識し、思いを馳せるのもよいのではないでしょうか。月読尊は謎が多い分、私たちに自分なりの解釈をし、想像を膨らませることを、楽しませてくれる神様です。

 

 

 

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