うち生きてます
11日に大船渡に帰省してその日のうちに津波が来ました

地震がかなり長い地震…

急いで車に乗ると信号は全部ストップ…混乱の中大渋滞

『津波が20センチ来ます』

家に帰っても余震が大きく家と外を行ったり来たり





ザーーーーーっ






なんの音?



一生忘れない…あの光景は…
震えと涙が止まらなかった…

家が流されてるうちの街がない…

街が海の中…

酷い砂煙




妹が海の傍で働いてる職場が海の中

かんちんが…死んじゃう


探しに小学校まで走ると

人が倒れてる


走ってそばにいくとびしょ濡れのおじいちゃん

息していない脈もない…

涙が溢れる

力いっぱい心臓マッサージをする

助けて助けておじいちゃんかんちんを助けて

パキっ

肋骨が折れた感触が手に伝わった

おじいちゃんは何も言わない


おじいちゃんごめんなさいごめんなさい

ブランケットかけていくね


そばを離れると身内のおばあちゃんが何かを話しかけていた


走ってかんちんを探しにいく

鈴木かな知りませんか?

鈴木かな知りませんか?


あっちにいるよ


中学校にいるよ


かんちん…かんちん…

中学校にいくと職場の人が…かなさんは実家に戻りました



走って家に帰るとかんちんが泣きながら出てきた


怖かったね怖かったね



家族は全員無事でした



食料とガスがあります


水と電気がないです


携帯は地震の直後からずっと圏外



食料かうのに二時間並んで水を組むためにペットボトルを持ってあるく

夜は蝋燭の明かりのみ


夜がとても長い


余震が怖いけど慣れてくる



町には瓦礫しかない…友達の家がない…
大好きなお店もない


海から一キロ離れた陸に船が二隻ある


家の屋根に車がある


非現実的な現実の世界でみんながんばってます


ガソリンがないからしばらく横浜には帰れそうもないです


病院はいつまでも休んでいいと言われました

科長に電話するとスタッフみんなが交代交代で励ましてくれました

3かぶりに携帯開くと100件を超えるメールが…


みんなに心配掛けてごめんなさい


うち生きてます


被災地のみんなも生きてます


生きるために生きてます

電波はほぼないから連絡はこまめに出来ませんが…
みんなのメールや電話にどれだけ励まされるか…ありがとう

――――――――――――


拡散してほしいとあったのでコピペしました。

こんな思いをした人がいっぱいいるんだね