あなたの世界を表現する

魂が喜ぶ踊り

神楽アートのクレア(clea)です。

 

 

不妊治療をお休みしても

ほしい気持ちに変わりはなく

タイミングを合わせて

妊娠検査薬に一喜一憂するという

生活は変わりませんでした。笑

 

 

そうはいっても

私の人生はこれだけで決まるわけではない

と思えていたので

 

 

新しい趣味を見つけたり

本能の赴くまま行動したり

仕事について考えたりと

充実した生活を送っていました。

 

 

占星術の未来予想を学んで

妊娠する時期を調べて

「やっぱり今すぐではないんだな」

と悟ったり

ご縁があってインドの方に今後をみていただいたり

解毒を行ったりと

自らの学びや癒しに時間をたっぷり割くことができました。

 

 

そして今年に入ってすぐ

妊娠が分かりました。

 

 

はじめてエコーで検査をして

胎嚢が見えたとき

ここに本当に命が宿っているのかと

感動しました。

 

 

このとき私は本物の母性を学んだ気がします。

 

これからどんなことも耐えてみせる

母としてこの子を絶対に守る

 

それは聖母でイメージされるような

白くて美しいものではありませんでした。

 

黒いところも、ドロドロしたところも

すべてすべて含んで

それを包み込むような深い母性

 

以前書いたイシスの記事に近いかもしれません。

 

 

 

母として強くあろうと覚悟を決めたとき

綺麗なままではいられない

そんな感覚になりました。

 

このとき、私は「綺麗に生きたい」という思いを抱えていたことに

気が付きました。

 

綺麗な生き方とは、誰から見ても綺麗で批判されない生き方

誰からも素敵と羨ましがられる、理解される生き方

 

この生き方は批判を受けないので

日々他人と比べても揺らぐことがなく

安心できるのだと思います。

 

だけど、私は自分だけの生き方をする

そしてそれを可能とするために日々整える

そんな覚悟をこの妊娠で持ちました。

 

 

しかし、2週間後

エコーで見ても赤ちゃんは成長していませんでした。

 

心拍が見えない

胎嚢はあるのに何もその中に映らない

 

真っ黒な胎嚢の中は空っぽで

吸い込まれてしまいそうでした。

 

 

絶望しました。

やっと願いが叶ったのに

育てる覚悟を決めたのに

素晴らしいタイミングで授かれたのに

なんで、なんでと

私の人生はなんでこんなに楽しくないんだ

もうこんな人生なんて知らない

勝手にしたらいい

 

 

 

だけど、不思議なのですが

必要な道を歩んでいることが分かる

感覚もありました。

 

 

これまでの体験で

主観的にはとても負荷がかかるし、したくないけども

俯瞰的に見ると必要なことが起きていると分かる

ということがありましたが

それとはっきり同じ感覚だったのです。

 

 

そしてこの時の境遇を

一緒に紐解いてくれる仲間に恵まれました。

私個人としての悲しみは大切にしつつも

もっと大きな視点から見たら何が起こっているのか

そんなことも同時に考えることができました。

 

 

とても貴重でありがたく

得難い学びでした。

 

また、まだ流産が分かっていない

お腹の中に赤ちゃんがいるタイミングで

神楽アートの動画を撮る機会にも恵まれました。

 

 

今改めて振り返ってみて

このときお腹の中に来てくれた子は

本当に神様のような存在です。

そして、今もそばにいるような

今私のお腹の中にいる子と融合したような

そんなことを感じています。

このときの子は女の子だったという確信が不思議とあります。

 

 

この女の子を現実世界で抱っこすることはないかもしれないし

現世で肉体を持っては会えないかもしれないけど

存在としては「在る」

そう感じられることがとても尊くて、ありがたいです。

 

 

 

次に続きます。