田舎の母の実家に行く途中、『個人主義』という看板の喫茶店があった。
小学高学年か、中学生の頃だと思う。
「個人主義だってー。面白い名前!😀」
本心からそう思い、みんなも面白い店名だと思うだろうと口に出した。
「あなたみたいね」
母から言われた。
びっくりしすぎて、言い返せなかった。
え?私って個人主義なの?
個人主義って何?
みんなと仲良くしたいと思うけど、
母は個人主義だと思ってたの?
母の妹が「姉ちゃん、それは無いんじゃない?」的な事を言ってくれたけど、
「だってその通りじゃない」
あれ?面白い店名だねーってみんなでゲラゲラ笑って通り過ぎるはずだったのに。
その後の事は、心の中に重い石が沈んでいったような記憶しか残ってない。
いとこたちに会って忘れて楽しんだんだろうけど、
この記憶は忘れた頃にふいに現れ、胸をえぐる。
あの頃の母は、自分の不機嫌を私というサンドバッグにぶつける時があった。
今思うと、母は哀れだなと思う。
そして
どうして、どこが私を個人主義だと思うの?
何が気に入らないの?
私じゃないよね?
たまたまいた私に当たるのやめてくれないかな?
みんなと笑ってすごいたいと思わない?
いくらでも言い返してやろうと思う(笑)
もうこの思いも消化したい。
何度も書いてるけど、私はみんなと笑って過ごしたかっただけなのだ。
あの時の私の隣に座って、あの時の私の代わりに言い返して終わりにしたいと思う。
あの時の私の盾になる。
そしてこの痛みを終わらせる。
私はただ、みんなと笑って過ごしたいんだ。