昨夜焼津に鈴木裕子さんの二胡演奏会を聴きに行ってきました。
素晴らしい演奏会でした。
一番痛感したのが生きる心根の違いですかね。
技術云々は言うまでもありません。
恐らくは今の日本人の演奏家の中でもトップクラスでしょう。
国内で活躍する中国人演奏家などより遥かに上でしょう。
では心根の違いとは何か。
それは彼女が自然と自分の人生の退路を絶っていることなんだと思う。
我々と比較するのもなんだが、我々が二胡を辞めても恐らく生活に何の変化も無い。
自分で「二胡が好き!」と思ってる人でもきっと辞めても生活に変化は無い。
彼女の場合は二胡を辞める生活すら有り得ないことだろう。
そこに芸術性を感じる。
受動的に習うか、能動的に習うかと言ったレベルでもない。
きっと彼女は常に闘っている。
日々のレッスンでとか、留学人生とかだけでなく、人生そのものが闘いなのだろう。
それが彼女の演奏に出ている。
演劇などを観ていても、そこまで感じさせる役者はそういない。
「情熱大陸」を演奏したのだが、いつの日か本当に情熱大陸で彼女が取り上げられる日が来るかも知れない。
トップランナーなんかにも出てほしい。
次に開かれる演奏会がいつかは分からないが実に楽しみである。
こう思わせてくれるパフォーマンスを見せてくれる人はそういない。
「見せる=魅せる」になっている。
裕子さん、色々大変なことも多いでしょが今後も期待してます。
頑張って勝ち続けて下さい。