SPAC秋のシーズンの目玉作「ハムレット」を観てきました。
これは芸術総監督の宮城聰氏の演出作品で、今日が初日です。
幸い席は前の方で、しかも真ん中です。
スタッフのみなさん、ありがとうございます。
それにしても宮城さんが監督になってから客層が変わった様に感じる。
別に鈴木監督が偏ってたって意味ではないのですが…。
でも中高生くらいの、しかも女の子が増えたんだよなぁ。
実に良いことです。
さて作品の感想は…。
素直です! ストレートです!
悪く言うと単調な感じがします。
なんつーか、戯曲をそのまま芝居にしてるんですよね。
そりゃ、そういうものかも知れませんが。
でもね、ハムレットのダイジェスト版みたいになってて解釈をどうすれば良いのか迷うのですよ。
シェークスピアのハムレットよりも宮城ハムレットが観たかったと言うか…。
割と否定的な意見が多くなりそうな気がします。
セットもシンプルだし。
衣装がちょっと特徴的だったかな。
でも宮城さんの作品に感じる「アニメっぽさ」は今作にも随所に感じられます。
うーん、でも何故こんなストレートなんだろう。
考えてみました。
でももしかして、これが狙いなのでは。
「観た人間に考えさせる」
宮城さんの意図とまったく違ってるかも知れません、すいません。
それと確かこれって高校生演劇鑑賞講座でも上演するんだよなぁ。
だからこういう作品になったのかも。
テレビで慣れた場面の見方では演劇は観られません。
演劇慣れしてない高校生には難しいでしょう。
突然ダーンと
「これが宮城ハムレットじゃい!」
みたいに見せ付けられても高校生も困るだろうし。
それに、そもそもハムレット自体が悲劇に感じられないんですよね。
なーんか、最後に全員死んじゃったりしてドリフっぽいんですよ。
グダグダしてくだらないシーンが多いし。
来月は原田一樹氏の演出による「ドン・キホーテ」が上演されます。
こっちはそもそも原作自体がアホなおっさんのメルヘンなんで面白いでしょう。
もしかして宮城さんもドン・キホーテをやりたかったりして。