ビコール狂詩曲 ギョウちゃんが いく -26ページ目

ビコール狂詩曲 ギョウちゃんが いく

ビコールの魚屋のブログです。行きがかり上フィリピンに住むことになった時の所持金は、僅か7000ペソ。
その後、山あり谷ありを経て18年後の今もなんとか生きてます。

ここ数日間、ブログを立ち上げることに四苦八苦していた僕は、うかつにもあのひろしさんが、フィリピンにお戻りになったことを知らなかった。
ひろしさんとは、まだお会いしたことも、話したことも、コメントのやり取りさえもしたことがない。ただMarkさん同様、ひろしさんも僕がフィリピンで生きていく上で、心の拠り所している方のお一人である。
にも拘らず、既にひろしさんの三日分のろくでなし振りを見逃してしまっていたり、さらにはブログの中で、僕のブログの紹介までして下さったりして、思わず冷や汗をかいてしまっているところである。
ひろしさん、すみませんでした。そして、ありがとうございます。

    それでは記事に参ります。
ブログを初めて、まだ三日目であるが、ブログを始める前と始めてからでは、その考え方に早くも変化が現れ始めた。
始める前に一番気になっていたことは、どこまで自分に正直に書くことができるのだろうか?それが心配でもあり、挑戦でもあるような気がした。まずは自分に嘘をつかない。
ところが第一発目の記事から、それは儚くもも崩れ去った。
最初の記事に、このブログは、妻に捧げたくて立ち上げたものだと書いたが、実は家庭内の事情でそう言わざるを得なかっただけだ。 つまり嘘をついたのである。
何をつまらないことをと思われるかもしれないが、このことは、のっけからブログに本当のことを書くことの難しさを 僕に教えてくれる切っ掛けになった。

昨夜、「おらが村の有名人」というタイトルで、この町に住む ボボイ・フェルナンデスにまつわる話を書いていた。かの有名なパッキャオの幼馴染にして、トレーナーである人物だ。
書いているうちに、僕もこの町では、彼と同じぐらい有名であることに気付いた。
気付いてしまったからには、仕方ないので正直に書いたが、僕も根っからの馬鹿ではない。それを読んだ人の反応を考えて「人口8万人の町に日本人ひとり、しかも町中で一番頭が大きいとくれば、いやでも有名人となってしまう」とつづけたのである。
確かにこれも嘘ではないが(笑) 本当の理由は、もっともっと他のことにあるのだが、それを今、上手に書くことは、僕にとって至難の業である。

僕の知り合いの中にも、僕がほとんど一文無しから、どうやって現在に至ったのかを知りたいと言う人たちもいる。そういう方達に話をするのは、あまり苦労をともわない。
彼らは僕という人間を知っているし、僕も彼らを知っている。
彼らとの話に自慢と卑下のバランスを考えた手練手管は必要ない。
だがブログという媒体を通して、それをしたらただのドン・キホーテなるだけだ。
まだ人間関係の構築されてないブログで、本当のことを書きたい時は、余程注意しなければならない。注意しすぎて僕の場合などは、一つの事実を述べるために、二つも三つも卑下や言い訳をしないと前に進まない。そんな回りくどいブログになってしまいそうである。
つまり、あまり人のことを気にすると、言いたいことも言えなくなるということだ。
だからと言って、人に生意気だとか、馬鹿だとか思われたくないという気持ちを全て取っ払うことも無理である。
それが、今回感じた本当のことを書く難しさなのだろう。

今日、一時的にマークさんとひろしさんのお陰で、ブログ訪問者が増えた。
大御所のお二人の力を借りて、新米ブログとしては、これ以上ないというようなスタートを切らせていただいたと思っている。
と同時に、正直に言うと、可なりプレッシャーにもなった。
ロクデナシはいいが、役立たずはいけない。
何とか少しの方だけにでも、役に立つブログにしたいのだが。