まさか、この店で出会うとは。
松本駅から徒歩数分の場所にある、知る人ぞ知る名店「Pizza & Pasta BEANS」。
店名が示す通り、ここは地元で愛されるピザとパスタの老舗として有名です。
美味しいパスタと、石窯で焼いたような香ばしいピザを求めて、私も何度か足を運んでいました。しかし、先日メニューの隅にひっそりと佇む、ある一品に目が釘付けになったんです。
それが、「タコス」🌮🌮🌮🌮🌮
「え、ピザとパスタのお店でタコス？」正直、最初は半信半疑でした。
イタリアンの名店で、なぜかメキシカン。
それはまるで、クラシックコンサートのアンコールでいきなりロックバンドが登場するような、良い意味での違和感です。
でも、こういう「専門店にはない意外な一品」こそ、本当に美味しい隠れメニューだったりするんですよね。食いしん坊の探求心が疼き、迷わずオーダーしました。
そして、運ばれてきたのが、この写真のタコス
🌮 サクッとろ〜り！常識を覆すタコスの登場
見た目からして、ただ者ではありません。一般的なタコスのような柔らかいトルティーヤ（ソフトシェル）ではなく、ご覧の通り、黄金色に輝くクリスピーなシェル。
ハードタコスと言っても、日本のタコライスでよく見かけるパリパリのコーンシェルとも少し違うんです。
一口食べて、私は完全にノックアウトされました。
まず驚くのは、その食感！シェルの周りは**「サクッ」と軽快な歯ごたえなのに、中心部はどこか「モチッ」**とした弾力も感じさせる、絶妙なバランス。これ、揚げているのでしょうか、それとも独自の焼き方なのでしょうか？表面には油の重たさがなく、まるでピザ生地を巧みにアレンジしたような、小麦の香ばしさが際立っています。このシェルだけでも、ビールが何杯でもいけそうです！
そして、溢れ出す具材とのハーモニーが、また格別なんです。
🧀 トマトの酸味とチーズのコクが織りなす極上マリアージュ
具材はシンプルながらも、計算し尽くされています。
レタスのシャキシャキとした食感は、言うまでもなくタコスの必須要素。そこに、フレッシュな角切りトマトの爽やかな酸味が加わります。特筆すべきは、その上を覆うたっぷりのとろけるチーズ！
写真からも伝わるように、このチーズの溶け具合が完璧なんです。熱々で運ばれてくるタコスの中で、溶岩のように流れ出し、具材全体を優しく包み込んでいます。濃厚なミルクのコクと塩気が、トマトの酸味、レタスの苦味、そして特製のスパイシーなひき肉の風味を一つにまとめ上げ、口の中でとろけ合うんです。
辛味は控えめで、むしろイタリアンレストランらしい上品な風味。おそらく、ピザやパスタのソース作りに活かされている、シェフのハーブやスパイス使いの妙が、このタコスにも応用されているのでしょう。ちょこんと散らされたパセリ（たぶん）も、彩りだけでなく、風味のアクセントになっています。
タコスというと、ガッツリとジャンクなイメージがあるかもしれませんが、BEANSのタコスは、まるで**「イタリアンシェフが本気で作った、繊細なアペタイザー」といった趣き。これはもう、ピザやパスタの「ついで」に頼むメニューではありません。「タコス目当てでBEANSに行く」**。そう言い切れるほどの逸品です。
🌟 隠れ家的なお店で発見する小さな喜び
お店の奥の方のテーブルで、友人とこのタコスを頬張りながら「これ、ブログに書くしかないね！」と盛り上がりました。テーブルに立てられた「Picnic」や「How is it going?」と書かれた小さなフラッグも、遊び心があって可愛らしいですよね。この小さなタコス一つにも、BEANSのお客様を楽しませたいという心意気が詰まっている気がします。
松本観光に来て、ちょっと変わった美味しいものを探している方、そして何より**「ピザとパスタ以外のBEANSの魅力を知りたい」**という常連さん！ぜひ、メニューの片隅にあるこの「タコス」に光を当ててみてください。
きっと、あなたの松本グルメリストに、BEANSのタコスが堂々とランクインすること間違いなしですよ！
📍 店舗情報
店名： Pizza & Pasta BEANS (ビーンズ)
場所： 長野県松本市深志1-4-11 メゾンドブランシェ2F (松本駅から徒歩約3分)
必食メニュー： 隠れ絶品タコス！ (もちろんピザとパスタも絶品です)
BEANSのタコス、本当に食べてみたくなりました！このタコスに合う、BEANSのピザやパスタのおすすめを探してみましょうか？