ジブリの大倉庫を歩いていると、ふと視界に飛び込んできたのは、白くてぽってりした体に赤い帽子とふんどし姿の不思議なキャラクター。その姿はまるで温泉帰りのご隠居さん…と思いきや、よく見ると彼は『千と千尋の神隠し』に登場する“大根の神様”、おしら様!
🛁映画では、湯屋の中を静かに歩く姿が印象的で、セリフはないけれど、その存在感は抜群。どこか品があって、見ているだけで心が落ち着く。まるで「今日もいい湯だったよ」と言っているような、そんな余裕すら感じる。
🧱展示の背景はレンガと配管がむき出しのインダストリアルな空間。そんな中に佇むおしら様は、まるで異世界からの訪問者。でも不思議と馴染んでいて、空間全体が“湯屋の裏側”に見えてくるから不思議。
📸思わず写真を撮ってしまったけれど、彼の前ではシャッター音すら静かに感じる。まるで「慌てなくていいよ」と言われているような気がして、こちらまでゆったりとした気持ちになる。
次に訪れるときは、彼にそっと「お疲れさま」と声をかけてみよう。きっと、あの優しい目で微笑んでくれるはず

