青空の下、静かに佇む石碑。
その前に立つと、時間が巻き戻されるような感覚に包まれる。
お盆の墓参りは、ただの習慣ではない。
それは、命の記憶をたどり、次の世代へと手渡す大切なことだと私は思います。
お墓参りになかなか行けない方は手を合わせるだけでもいいです。
ただ一瞬思いを馳せてほしいなと思ってます。
祖母の弟は、18歳で横須賀に渡り、わずか21歳で特攻隊として命を全うしました。
その若さで、国のために命を捧げるという選択をした彼の人生は、私たちが今こうして平和の中で暮らしていることの礎になっているはずです。
墓前で手を合わせながら、私は思いました。
彼のような存在がいたことを、ただ「昔の話」として終わらせてはいけない。
戦争の悲劇や、命の重みを、次の世代にも伝えていくこと。
それが、私たちにできる最大の敬意ではないでしょうか。
🕊️ 記憶を風化させないために
• 写真や手紙、家族の語りを記録に残す
• 学校や地域で語り継ぐ機会をつくる
• SNSやブログで、個人の視点から発信する
命をかけて守ろうとしたものが、今の私たちの暮らしにどう繋がっているのか

その「つながり」を感じることが、平和を守る第一歩になる。
今年のお盆、墓前で感じた静かな誓い。
それは、祖母の弟の命を、記憶としてだけでなく、未来へのメッセージとして生かしていくこと。
そして、私たち自身がそのバトンを握り、次の世代へと渡していくこと。
もう祖母も亡くなっていますがこうして孫である自分らが思いを引き継いでいく大切なことだと思います。