タイラバの奥義 | 伊勢湾ジギング 師崎港ルアー遊漁船「シーブルー」とおる船長のブログ

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伊勢湾ジギング
師崎港ルアー遊漁船「シーブルー」の釣果報告ブログとして活用してます。

シーブルーは潜水漁が忙しく、
お休みさせて頂きました。

明日明後日とタイラバチャーター便にて出航予定です👌

さて今回はGWスペシャルとして
船長なりにタイラバについて、
独自の解説してみました‼️

長編ですが真摯に読んで頂けば、
必ずや
貴方の釣りの肥やしになるかもよ(笑)

元々、タイラバ(タイカブラ)ってルアー(疑似餌)はこの東海地方には馴染みがありませんでした。
あまり伊勢湾では使われてませんでした。






伊勢湾の🌸春の乗っこみ真鯛は
高タンパクな餌を求め、
魚食性が強くなり、
小女子(こうなご)を飽食してたので、
もっぱら細身のジグ(上下伊勢尼フック)でジギングで狙ってました。


船長自身、若い頃は全くタイカブラ(タイラバ)存在を知りませんでした😅

その存在を雑誌で知り、

伊勢湾で使われるようになってから、
既に25年以上経ち、
とおる船長なりに何となくみえてきたというか⁉️
「こうすると釣れる‼️」ってものを、
自分なりに掴んだ気がします(笑)

とおる船長が
初めて使った「タイカブラ」って
色も塗ってない鉛色の中通しの錘(鉛)に
赤いダクロン糸を爪楊枝でペグ止めして、ネクタイとスカートが取り付けてあるだけの質素なものでした😅

重さ表示もグラム数ではなく、
号表示でした😊

確か👀メーカーは
「ワキ漁具」さんから出てたのかな😅⁉️

しかし、
それで初めて真鯛釣れた時は、
びっくりしたけど、
素直に嬉しかったぁ😊(笑)

しばらくして
他の釣具メーカーからも発売され始め、
伊勢湾では
「ソルティラバー」や「忍ラバ」などが
人気タイラバでしたね😊


DUEL「ソルティラバー」


バスディ「忍ラバ」

上記2つはかつて伊勢湾で一世風靡してました(笑)



そして、
革新的変化は「セブンスライド」って、
中通し誘導式のタイラバが出てきて
それは船長自身、目からウロコでした😊


そんな歴史を得て、
伊勢湾でもタイラバパターンというのが、少しづつ確立されてきました✋



やはり👀👀👀
どの遊漁船の船長も共通してるのは
「ヘッドはタングステン素材」
※使用頻度の高い重さは⁉️
伊勢湾の場合、全体的には浅いので
ズバリ80gですね‼️
(ホームなら60g)

「ネクタイはシンプル」
※スカートがあるとネクタイの揺らぎ(波動)を邪魔してしまいます。


とおる船長は更に……。


「針は小さく(SSか7号サイズ)」

※大型に対してフッキングを心配してるなら、針の数を増やして対応
基本は2本針で
状況によっては3本針や4本針も👌

「リーダーは細く(3号)」
とおる船長は2ヒロとってます☝️
※タイラバとの接続はスナップは使わず直接結束にて、常に誘導するように👌


「大は小を兼ねる」の逆で
「小は大を兼ねる‼️」だと思ってます🖐


ヘッドのカラーは気にしない😅
カラー(色)を気にするなら🖐
ネクタイカラーを
3色(🧡オレンジ系、❤️赤系、💚チャート系)に分けて、
その日の日照☀️に合わせて使い分けてます。

タイラバゲームは基本的に
片側ドテラ流しで広範囲を
左舷右舷、交互に流しますが、
仮に
ラインが船から離れていく位置を「表」
ラインが船の下に入っていく位置を「裏」とします。


さぁ今から核心に触れる大切なお話します‼️


よく裏で釣りしてる方にヒット多発する場合が良く有りますが
やはり、
それは船下にラインが入っていくのを避ける為にボトムタッチ(着底)の回数を減らし、
早めの回収作業で入れ直し、
タイラバの侵入角を高角度で維持出来るからだと思います‼️

逆に表側で流してると
より水平方向に流して、低角度で
ヒットゾーンをより永く通せるように、
いつまでも流してしまう傾向にあります😅

真鯛って
水平移動するタイラバには反応しにくいんです🖐
角度があり、水面に向かって動いてるタイラバに反応するんです‼️

ズバリ‼️理想は「45度の角度😊」

それと水平方向への流しは
根掛かり率を上げるだけです🖐


真鯛の捕食は
海老やゴカイなどを
一旦咥えて(噛んで)は必ず、一旦離します🖐





それを何度か繰り返して、
ようやく食べ物と認識して、
口の中へ吸い込み食べます🖐




これは潜水漁師のとおる船長が
実際に海中で真鯛の捕食シーンや
捕食パターンを観察して解った事です‼️


数年前の6月頃、

とおる船長がGoproで海中撮影してきました。

※撮影場所は師崎前です


その餌(ゴカイなど)をタイラバに例えると
👀
先ずは
先にヘッドが着底してから何十センチか離れてユニット(ネクタイと針)が海底付近を漂います👀

着底ヒットってのは
大抵は、この漂ってるユニットを吸い込み離す前にライン張れてヒットに至ると予想します☝️


それからリーリング(巻き取り)に入ると
ユニットはヘッドにドッキングして、
ネクタイを揺らしながら、
海面(上)に向けて泳ぎ出します‼️


この時は
ネクタイの揺らぎ(波動)が真鯛の側線(捕食本能)を刺激して、ネクタイを噛み付き反転しようとします‼️


この時点で真鯛が違和感を感じると、
再び噛む事なくタイラバを追いかけるのを止めてしまいます。
「トン‼️」とか「トントン‼️」で終わってしまった場合はこんな時です。


この最初のバイトを違和感なくヒットまで持ち込めるか⁉️
これは使ってる竿にも大きく違いが出ると思います。
とおる船長的には
先調子よりも全体的に柔らかな弧を描く竿が理想的で、あの硬い真鯛のバイトに違和感を与えない為にね👌


やっぱタイラバ用には
真鯛の硬いバイトを弾かず、柔らく受け止めるソリッド竿が適してると思いますね👀👀‼️


この一瞬バイトには
最初の「トン‼️」を見越して、
瞬間に合わせればヒットに至りますが、
反転と同時に一旦口から吐き出してしまうので、なかなかヒットには至りません🖐


真鯛の捕食パターンは少し変わってて
青物→吸い込む
真鯛→噛む→吸い込む

吸い込むの前に「噛む」という行為が必ず入ってきます👀

ジギングだとバイト時はジグのボディに噛み跡が残るくらい「ガツガツ‼️」と硬いバイトになります(笑)


真鯛は「噛んで、一旦吐き出す‼️を繰り返す☝️」
これは必ず頭の中に入れておいてください。



大型真鯛の口👀👀

タイラバの場合、真鯛のアゴではなく、

この分厚い唇に針掛かりしてるイメージで慎重にファイトしましょう👌

ファイト中に他の針がアゴとかに刺さり、バレを防いでくれます👌

だからこそ吸い込み易い小さい針が良いんです‼️



この吐き出し防止には
リーリングスピードで対処しましょう☝️
吐き出す余裕のある速度だから
吐き出されてしまいますから、
今バイトのあった速度よりも少し早めに巻いてみて下さい😊

そうすれば、自然と乗り(ヒット)ます☝️

基本的にとおる船長のお奨めするリーリング速度は「速め」です‼️
たまにデットスローしか反応しない時、
有りますが、それは潮が割と流れてる時で、
釣り人サイドはデットスローで巻いてても、海中ではしっかり泳いでる場合が多いんです☝️

真鯛ってね
外観からみて泳ぎは得意な魚じゃなさそうだけど
釣り人が思ってる程、
動きは遅くないし
一瞬の瞬発力は凄いですよ🖐


ワンピッチジャークみたいな動きっていうかな⁉️(笑)
動きと動きに「間」はあるけど、
移動は一瞬です‼️
達人のスロージャークみたい😅
※この説明難しいなぁ(笑)

そうそう
「瞬間移動」みたいな動き😊😊


スロージャークの極意は
この「瞬間移動」が大切なんだよ(笑)
※話が逸れた🤣


真鯛は
そんなスロージャークのような動きをしてますよ😊😊


今日の話はここまで(笑)

今回とおる船長はあえて公の場で
ハウツーブログを載せました😊

このとおる船長ブログを
どんなタイラバメーカーさんや
遊漁船の船長さんに読んでもらっても
全く構いません(笑)(笑)
逆にメーカーさんも参考にしてください😊😊

これまで
自分自身の釣りで培った経験や
遊漁船長として、
色んなお客様を案内してきて、
お客様から頂いたヒントなどを吸収して、
今の自分があると思ってます😊

タイラバを苦手とされて悩んでるお客様方の少しでも参考になればと想い投稿させて頂きました(笑)

とおる船長なりに自信を持って、
持論として、話をさせて頂きました😊

最後まで読んでくれた方々には
感謝申し上げます🙏(笑)