連休明けは、メールだらけ! | 裕ちゃんが、言うよね~!

連休明けは、メールだらけ!


連休明けに、
公私ともサイバー攻撃を
受けやすい理由とは…



◆連休は、トラブル多し?

2024年のゴールデンウィークは
有給等を利用する事で
最大10連休が期待できるそうです。
5月5日が日曜日によって、
6日の振替休日があるためです。

新型コロナウイルス警戒による
マスク装着の緩和等も告知されており、
いよいよ皆が待ち望んでいた
「いつも通り」の長期休暇が
やって来ます。



ただし油断は禁物。
気を緩め過ぎると、
連休中や連休明けに取り返しの付かない
失態を演じる事になります。

フィッシングメールや
標的型メール、アンケートメール、
ワンクリックメール等は
国内外問わず常に発信されています。

悪意ある日本の人達が、
直接メールを送信する事もあれば、
海外のサーバーを経由して
日本に送信する事もあります。
海外のサーバーを何か国も経由すると、
日本が送信元だと探しにくくなります。

当然、あなたの休暇中にも
パソコンやスマホに
届いている事でしょう。


普段なら適度な緊張感を持って
チェックできますが、
連休中の帰省先や観光地では
気も緩んでいますから、
通常では考えられない様な
ミスを犯す可能性があります。

一方、連休明けは
たっぷり楽しんだ余韻を
引きずったまま、
数日分溜まった大量のメールを
チェックする事になります。



これは、ふとした油断が
発生しやすい状態と言えます。
また、未対応の案件を
多数抱える事による「焦り」からの
ミスも発生しがちです。

実際、国内のセキュリティ対策に
取り組んでいる、
独立行政法人
情報処理推進機構(IPA)も、
「長期休暇の時期は、
『システム管理者が長期間不在になる』
『友人や家族と旅行に出かける』等、
いつもとは違う状況になりやすく、
ウイルス感染や不正アクセス等の被害が
発生した場合に対処が遅れてしまう」と
注意喚起しています。


◆連休明けは、普段以上に注意が必要!

油断や焦りを
ゼロにする事はできませんから、
事前の対策が重要です。

連休前には修正プログラムの適用や
定義ファイルの更新
(アップデート、バージョンアップ)を
実施したうえで、
使わないなら
必ず主電源をオフにしておきましょう。

…だ〜か〜らぁ〜、
PCじゃなく、主電源落とせよ(泣)

もし連休中にも使用するなら
機器とデータをきちんと保管し、
何より連休明けには、
メールチェック等の作業を始める前に
もう一度、修正プログラムの適用や
定義ファイルの更新を試みる事が
大切です。



そのうえで、
「不審なメールが自分にも届いている」と意識しつつ、
いつも以上に注意して確認しましょう。

職場で怪しいメールを発見したら、
添付ファイルやURLには決して触らず
システム管理部門に報告して下さい。
職場では、
『報告・連絡・相談』が鉄則ですね。

プライベートのメールに
届いている場合は、削除が基本です。

サイバー攻撃は、
怪しい添付ファイルやURLがきっかけで
起こります。
企業等になりすましたメール等は、
正規URLではなかったり、
毎回異なるURLだったりします。

春休み、ゴールデンウィーク、
お盆休み、年末年始、
そして度々訪れる3連休は
気を引き締めて
メールチェックしましょう。