ハートまで乾いてないか?
部屋の乾燥を、
カンタンに知る方法…
湿度計も
100円ショップで売ってますが、
一番手軽にできるのは、
「コップに付いた水滴から
湿度を確認する」という方法。
氷水を入れたガラスのコップを
部屋の中に置き、
しばらくしてコップの外側に
水滴が付けば、過ごしやすい湿度。
水滴の大きさは考えません。
冷えた缶ジュース、缶コーヒー、
ペットボトルドリンク等でも、
同じ事に使えます…
中身が入っていれば、
フタは関係ないです。
★暖かい室内と、雪が降る外と、
『寒暖差』を利用して
ガラス窓越しの水滴が付くのと
同じ原理です。
逆に時間が経っても
水滴が付かなければ、
乾燥している状態と考えられます。
◆快適で健康的な湿度とは?
室内で快適な湿度は、
40~60%とされています。
40%以下になると目や肌、
のどの乾燥を感じるだけでなく、
インフルエンザウイルスが
活動しやすくなります。
(目の乾燥とは、
ドライアイと呼ばれます。)
反対に60%以上になると、
ダニやカビが発生する様になります。
冬の適正湿度は、
55%から65%前後です。
冬場の積雪地帯以外は
空気が乾燥するため、
乾燥注意報も出て
意図的に加湿が必要になります。
日本海側より、
太平洋側が 乾燥注意報出ますね…
乾燥した部屋に
濡れた洗濯物を干せば、
含まれている水分が
空気中に排出されて洗濯物が乾き、
同時に空気中には水分が多く含まれて
加湿効果が高まるのです。
『部屋干し加湿』ですね♪
毎日、洗濯をしないけれども
部屋の乾燥が気になるという人は、
バスタオル等を濡らして
水が垂れない程度に絞り、
ハンガー等に掛けて
干しておくだけでも、
加湿効果があります。
濡れバスタオルの枚数の目安は、
6畳の部屋で1~2枚です。
タオル加湿のメリット
・電気代がかからない。
タオル加湿のデメリット
・加湿器の様に
部屋を効率良く加湿できない。
・タオルが乾いたら
交換する手間がかかる。
・同じタオルを使い続けると、
タオルに雑菌が繁殖する
可能性がある。
タオルのイヤなにおいは、
繊維に付着した菌が増殖する過程で
発生します。
菌の正体は「モラクセラ菌」という、
人の口や鼻の粘膜等、
あらゆる場所にいる菌で、
酸素や温度、湿度、エサ、水分等の
条件が揃う事で
爆発的に増えていきます。
★部屋干し対応洗剤や
重曹、クエン酸を使っても
イヤなにおいがするなら、
部屋干し専用バスタオルを
考えましょう。
加湿専用バスタオルなので、
入浴後には使いません。