善意の無料Wi-Fiばかりじゃない?
危ないアクセスポイントの
見分け方…
◆外出機会が増えて思い出す、
「通信料の増加」の憂鬱…
観光・飲食業への応援施策が
動き出し始めました。
2020年新型コロナウイルスで
外出をできるだけ避ける習慣が
身に着いてしまった人達も
気分が上向いている事でしょう。
さて、外出機会が増えた途端、
「通信料の増加」にあらためて不便さを
感じた人も多いのでは。
しかし幸いな事に、
街中には案外多くの
無料Wi-Fiが設置されています。
家庭用Wi-Fi環境にないユーザーには、
大容量アプリのアップデート等に、
速度制限が無いWi-Fiスポットは
嬉しい限りですよね。
大手コンビニ等、
終了したサービスも少なくないものの、
無料Wi-Fiサービス自体が
ポピュラーになったおかげで、
最近では個人経営の喫茶店や食堂等でも
快適なネットライフを満喫できます。
★セブンイレブンは、
3社キャリア対応のWi-Fiスポット、
「7スポット」がありましたが、
店内マルチコピー機に
アクセスできず、
セキュリティ問題から、
廃止しています。
◆すべての無料Wi-Fiが、
安全とは限りません!
一方、
誰もが気軽に使えるサービスには、
悪意ある人達が罠を張って
あなたを待ち構えている事も
少なくありません。
最も避けるべき無料Wi-Fiとして、
いわゆる「なりすましWi-Fi」が
挙げられます。
これは、
店舗の無料Wi-Fiと
同名のSSIDを設定した
Wi-Fiを独自に設置し、
誤って接続したパソコンやスマホの
通信内容を把握しようとするものです。
★「佐川急送」とか、
「Amozaon(アモザオン)」等です。
なお、
店舗企業の正式なSSIDに似せた
紛らわしい名前にも注意しましょう。
また、
暗号化されていない無料Wi-Fiも
危険です。
接続の際に「暗号化キー」と呼ばれる
文字列の入力が要らないので
一見お手軽そうですが、
通信内容を暗号化していないので
情報がダダ漏れになってしまいます。
通信料の増加よりも怖いのが
個人情報の漏えいです。
具体的には
Webサービスのログイン情報や
クレジットカード決済時の情報等を
盗まれてしまう恐れがあります。
1か所で50万円盗むより、
10か所で5万円づつ盗むのが
犯行グループの手口です!
これが、詐欺グループでの
情報共有化です。
接続する前に、
上記の注意点を
確認したうえで、
利用しましょう。
★SSIDとは…
無線電波を区別するための名前を
指す、
メールアドレスの様な物です。
これにより、
複数の無線LANルーターから
無線電波が飛んでいる様な環境でも、
自分が接続したい
無線LANルーターから発せられた
無線電波はどれなのか、
SSIDで判別できる。
さらにセキュリティを高めた
パスワードも有るが、
パスワード不要のフリーWi-Fiが、
詐欺被害に遭いやすい。