新型コロナウイルス対策製品で…
コロナ対策製品が
簡単に入手できる?
都合良過ぎる文面に
騙されないで!
◆アフターコロナの冬が到来…
買い占め、転売も繰り返される?
寒く、乾燥した季節を
迎えるにあたって懸念されているのが
再度の感染拡大、
そして春から夏にかけて起こった、
新型コロナ対策製品の
買い占めと転売です。
2020年、日本の政府はおよそ半年前に
マスクやアルコール消毒製品を
取得価格よりも高値で転売する事を
禁止する国民生活安定緊急措置法の
政令改正を閣議決定・施行しましたが、
8月末に「製品の供給量が
一定程度改善し、市中での購入が
可能な状況となっている」として
転売規制を解除しています。
一時期はマスクや消毒液はもちろん、
昔の石油ショックの様に
ティッシュやトイレットペーパーまで
店頭から姿を消し、
早朝からスーパーマーケットや
ドラッグストアに行列ができてました。
しかし最近では、
(製品を選り好みしなければ)
いずれも労せず手に入ります。
とはいえ、
日本は毎年この季節に
インフルエンザが流行します。
そして新型コロナウイルスと
インフルエンザは症状の判別が
つきにくいので、
「どちらの病気なのか解らない患者」が
発生します。
となるとマスクやアルコール消毒製品を
求める消費者が
再び急増するかもしれません。
同時にテレワーク向けの家具や
周辺機器、さらには加湿器等々
在宅勤務に逆戻りする社会人特有の
需要も増える事が予想されます。
もっとも、
大手のオークションサービスや
フリーマーケットサービスでは、
転売禁止令の解除後もマスク等の
出品禁止を継続していますから、
以前の様に大っぴらに
高額取引される事は無いでしょう。
その代わり、
悪意ある人達が
インターネットに張り巡らす罠に
注意が必要です。
★実在する通信会社が、
専用メール回線ではなく、
一般メールやショートメール、
gmailを使う事もありません。
詐欺グループの疑いがあります!
◆高額転売よりも怖い「偽通販サイト」
寒い冬のある日、
あなたがスマホを眺めていると、
通販サイトを名乗るメッセージが
届くかもしれません。
「国産マスク緊急入荷。
在庫も豊富です。こちらのURLから」
「W感染防止の決め手は加湿器!
売り切れ御免」等々…。
あるいはインターネットを見ていると
突然、画面に広告バナーが
出現するかもしれません。
そこには
「おめでとうございます!
あなたは最新テレワーク家具
プレゼント企画に当選しました。
送付先はこちらから登録できます」等と
表示されています。
供給不足の製品を
すぐに購入・入手できそうな文言が
並んでいますが、喜んではいけません。
これらはすべて偽のWebサイトから
個人情報等を盗み取る
「フィッシング詐欺」の入り口です。
たとえタップして飛んだ先が
有名通販サイトそっくりの見た目でも
油断してはいけません。
会員登録と称して促されるままに
個人情報を入力してしまうと、
製品が入手できないだけでなく、
個人情報を盗られてしまう
結果になります。
特にクレジットカード情報等
金銭に関わる情報が含まれていると、
不正に引き出されて
あなたへの大きな被害につながります。
頼みもしないのに突然届くメッセージは
基本無視し、削除しましょう。
『未読スルー&削除』です♪
高齢者ほど、ダマサれやすいです…
5年前、10年前は
気を付けていたのに、
高齢になるに従って油断するのです…
そして何より、
自分に都合が良すぎる話は
疑ってかかる事が大切です。
「買い置きを増やす良い機会かも」と
タップしてしまうかもしれませんが、
過去に高額転売が発生している、
もしくは売り切れる事が明白な製品が
そう簡単に手に入る事は
(残念ながら)ありません。
買い占めにならない程度に
普段から備蓄する事が、
詐欺から身を守る唯一の対策なのです。
とある公園付近で
移動販売車の関係者を名乗る人物が、
一軒家を訪問し、
ドアノブをガチャガチャ触れる事案が
発生しました。
移動販売業者が
顧客から呼ばれてないのに、
個別宅に訪問する事はありません。
空き巣や詐欺師の疑いが強いです!
近所のゴミ捨て、回覧板回し等で
『鍵をかけずに』家を出るのも、
現在では危険です…
鍵を 郵便ポスト等に隠しておくのも、
遠くから空き巣が
サラリーマンや水道局員を装って
見てるかもしれません!
必ず鍵は 持ち歩いて下さい…
ご注意下さい…
