ぎんなん食べられる? | 裕ちゃんが、言うよね~!

ぎんなん食べられる?


ぎんなん、食べられる?



イチョウの実である
『ぎんなん(銀杏)』、食べられる?

自分は、大丈夫。
ただ健康な大人でも、
1日3粒以上は食べてはダメだとか…
他の資料では、1日6粒ともある。
串料理で提供される場合、
何粒付いてるかは判らないが、
1日1本が限度だろう…

「銀杏中毒」の事故は、
けっこう多いのだそうです。
以前、41歳の女性が銀杏を60粒
(すごく美味しかったのでしょうね…)
食べて4時間後に、
おう吐・下痢・めまい・両腕のふるえ
・悪寒等を起こしたという症例も
あります。
めまい、両腕のふるえ(けいれん)は、
ヤバい! 生命の危機ですよね…
個人差はあるが、
子供でも7粒以上で中毒症状が起き、
銀杏食べ過ぎによる死亡例もあります。


居酒屋や小料理屋等で、
串焼きや揚げ物でお馴染みだ…
店舗により銀杏だけの串もあれば、
他の食材と合わせる串もあります。

ちなみに「生きた化石」と言われ
恐竜時代から生きてきたイチョウは、
日本古来の天然品種は
すでに絶滅しており、
現存の品種も絶滅危惧種指定らしい…
日本古来の品種の絶滅は、
明治時代とも、100万年前とも、
諸説あります…

銀杏の皮には
「酪酸」「エナント酸」と呼ばれる
物質が含まれています。

「酪酸」は、
人間の皮脂から発する汗臭いニオイ。
「エナント酸」は、
腐ったニオイを放つ油の様な液体。

この2つの酸が混じり合う事で、
強烈なニオイが発生していたのです。

イチョウは、1つの樹でタネを作らず、
オスの樹とメスの樹が存在します。
銀杏ができるのは、メスの樹だけです。

もしお散歩で、
うっかり銀杏を踏んでしまったら、
ニオイを定着させない様に、
一刻も早く洗い落としましょう!
こうした腐臭トラブルや、
ムダな拡散を防ぐため、
街路樹のイチョウはオスの樹しか
植樹しないとも云われます…

イチョウの腐臭の元は酸性なので、
重曹をふりかけるか
重曹水にしばらく漬けると
良いそうです。
洗濯物の部屋干し臭にも、
重曹が効くそうです。
食用にできない
重曹は、100円ショップでもあります。
★製菓や製パン、料理等に使う
 食用の重曹は、
 薬局、ドラッグストアのみです。

この靴 捨てようか…と
諦める前に、ぜひお試し下さい。

ただし、
高級革靴やビジネスシューズ、
リクルートシューズの場合、
腐臭は消えても、
退色、シミ、型くずれ等の
品質保証はできません。