気温の単位…
華氏は、
熱力学温度の尺度である。
水の凝固点が華氏32度(°F)、
沸点は(標準大気圧で)
華氏212度である。
『温度計』と言うと、
基本的には「気温計」を示します。
他にも、
「体温計」「油温計」「水温計」等も
有ります。
◆摂氏
(°C、Celsius、セルシウス度、セ氏)
日本を含む多くの国で使われている
温度の単位です。
標準気圧での
水の氷点(凝固点)を0度、
水の沸点を100度としています。
日常で触れる水の変化が
基準になっているので解りやすく、
世界的にもこの単位で
統一する流れとなっています。
『摂氏』は、
天文学者のアンデルス・セルシウスが
考えたもので、
考えたもので、
欧米では『セルシウス度』と
呼ばれています。
中国でセルシウスを漢字に当てると
「摂爾修斯」と書きます。
最初に『摂』という字を使った事から、
『摂』に『氏』を加えて
『摂氏』の名前で使っています。
「セッシ」と呼ぶ人が
ほとんどでしょう…
「セシ」と、
跳ねずに呼ぶのが正しいです。
湿度計の日ではありません…
物理学者のファーレンハイトの
誕生日です。
旧式体温計でお馴染みの水銀温度計と、
華氏の単位が生まれました。
◆華氏(°F、Fahrenheit、
ファーレンハイト度、カ氏)
アメリカやカナダ等、
一部の英語圏で使われている
温度の単位です。
ガブリエル・ファーレンハイトにより
考えられました。
標準気圧での水の氷点を32度、
水の沸点を212度としています。
水の沸点と凝固点が
正確に180度離れている事になります。
したがって、華氏温度計の1度は、
水の凝固点と沸点の間隔の1/180です。
諸説ありますが、
当時のもっとも寒い時の気温を0度、
体温を100度として設定されました。
普段の生活では
マイナスにはならない事、
1度の差が細かいので
小数点をあまり使わずに済む等の
利点もあり、
摂氏が主流になってきても
アメリカ等では
根強く使われ続けています。
『華氏』は、
物理学者のファーレンハイトを、
中国では
漢字で表すのに最初に『華』という字を
使った事に由来しています。
(『華倫海』)
アメリカやカナダ等では、
温度の単位に『華氏』を使っていて、
ファーレンハイトの頭文字の『F』で
表しています。
◆華氏を摂氏へ変換する方法
英語圏で見た華氏(°F)の温度を
摂氏(°C)に換算する公式は
下記のとおりです。
°C=(5÷9)×(°F-32)
こんな公式覚えられませんね。
そこで普段使う気温レベルに合わせて
ざっくり考えます。
°C=(°F-30)÷2
天気予報で見た謎の気温から
30ひいて÷2です。
上の計算式を逆にすると
華氏が求められるかというと、
求められません。
これだと、
90°Fの場合は30°C(正確には32.2°C)
60°Fの場合は15°C(正確には15.6°C)
30°Fの場合は0°C(正確には-1.1°C)
CASIO・生活に役立つ計算サイト
リンク先…
★他にも、ケルビン温度もあります。
クルマを持っている方なら、
ヘッドランプの電球温度でも
お馴染みですね…
諸説では、
下記の変換計算式もあります。
こちらは、
摂氏を求めるのも、華氏を求めるのも、
公式に近く かなり正確です。
摂氏(℃)=【華氏(℉)-32】÷1.8.
華氏(℉)=摂氏(℃)×1.8+32.
ざっくりならば
これで日本の気温に解釈できますね♪
ハワイ等、英語圏に旅行等行く場合は、
これで熱中症対策を取りましょう。
スマートフォンには、
指紋センサーは付いてる機種も
ありますが、
湿度や温度を測るためのセンサーが
付いていません。
そのため、
温度や湿度を測るためには、
外部の機器やアプリを利用して
湿度や温度を知る事になります。
一般の温度計アプリは、
GPSの位置情報等を利用し、
気象観測所等のデータを参考にして
湿度・温度を教えてくれる
仕組みになっています。