昭和の電車あるある… | 裕ちゃんが、言うよね~!

昭和の電車あるある…


あなたは、
いくつ知ってる?



平成も終わり、令和が始まってます。
社会はスマートフォンの登場等で
とても便利になっています。
しかし、それが無い時代は
どうだったのでしょう…

日本で初めて
「携帯できる電話」が登場したのは、
1985年の事です。

NTTから発売されたそれは、
その名も「ショルダーフォン」。
メールやインターネットも出来ない
アナログ携帯電話でした。



受話器は、普通の大きさですが、
電波を送受信する本体が別体となり
トートバッグや、
コンビニ袋Sサイズの様に大きく
総重量3キロという、
筋肉マッチョマンでなければ
片手で持つ事すら はばかられる様な、
何ともゴツゴツしい見た目の
一台でした。
タブレット端末より大きい!

スマートフォンについては、
日本では2008年に2代目の
「iPhone 3G」から販売が始まり、
2009年にはAndroidスマホが
登場しました。
メールやネット対応ですが、
まだアナログスマートフォンです。

日本でスマートフォンの普及が
急速に進んだのは、
この2000年代終盤です。

今では信じられない
懐かしい昭和アルアルをまとめました。
あなたはいくつ知ってる?



◆電車や飛行機の座席でタバコが吸えた

昭和時代、高度経済成長期の頃の
20歳以上の男性の喫煙率は
80%以上もあったそう。
マイルドセブン等
ニコチン・タールが低いタバコも、
ありませんでした。
★マイルドセブンは、
 1977年6月に発売開始。
 2013年1月に、メビウスに名称変更。
 マイルドセブンの前には、
 高ニコチン・高タールの
 セブンスターが1969年から有った。
 ハイライトやホープよりは
 セブンスターはマイルドだった…

その頃は、
通勤用以外の電車等の
乗り物の中はもちろん、
病院の待合室等
今では考えられない場所でも
喫煙できていました。
子供同伴できる食堂やレストランも
当たり前の様に
灰皿が置いてありました。
副流煙モクモクでしたね…
タバコのヤニ、タールで
天井や壁が黒ずんできたり…

海外の研究機関により
副流煙がガンの原因と判ったのは、
平成に入ってからでした。

今では、
禁煙化がすすみ
列車内の灰皿も無くなりました…


◆待ち合わせは、駅の伝言板を利用

携帯電話や自動車電話が無かった時代、
誰かと外で待ち合わせる事は
今の様に
簡単な事ではありませんでした。
遅れる場合や集合場所が変わった場合、
相手と連絡を取る事ができません。

そんな時に使っていたのが駅の伝言板。
学校にある黒板の様な物で
チョークで相手への
メッセージを残していました。
現在の様に、
個人情報にうるさくなかった時代です。

今でも地方のローカル線無人駅等には、
伝言板が残ってるかもしれませんね…

◆駅の電話を個人に取り次ぎ

また、待ち合わせに遅れる時等
駅に電話をすると
個人を呼び出す事も
してくれていました。

「〇〇からお越しの△△様、
お電話が入っております。
駅事務室までお越し下さい」等々
アナウンスがありました。



◆電車の切符は
 鋏(はさみ)を入れていた。

自動改札が無かった頃、
裏面が黒や赤ではない
電車の切符は駅員がカチカチと
リズミカルに鋏(はさみ)を
入れていました。
上手く切符を切るのはなかなか難しく
職人技が必要だったんだとか。

鋏(はさみ)の切り口も、
国鉄(現在のJR)や私鉄全て含めて
各駅ごとに異なり、
乗り越し(不正キセル乗車)防止が
できたそうです。
切符の切り口で駅が解れば、
またひとつの鉄道マニアでした。
現在は、どの駅も丸いパンチ穴ですね。
裏面に乗車駅情報が記録されます。

自動改札化された路線の
不要な切符切り鋏・パンチは、
鉄道オークションにも出たりします。



◆電車の行先案内は、
 パタパタめくっていく案内板

電光掲示板が無かった頃は、
パタパタと表示が変わる
反転フラップ式案内板が主流で、
ちなみに車両そのものには、
ロールスクリーン式が主流でした。
この案内板、
省エネという長所がありますが、
欠点は表示する情報を新しくするには
その都度板を増やさないといけない事。
巻取り式では、全交換でした。

多くの路線が乗り入れて
行先案内が複雑になってきた昨今は、
プログラミング変更だけで済む
LED案内板や液晶モニター案内板へと
どんどん変更されつつあります。

古い車両の引退セレモニー後は、
鉄道ファンの間で
ロールスクリーン式や
反転フラップ式行先案内板等々、
解体パーツがオークションされる事が
ありますね。

2022年2月に京浜急行も
最後の反転フラップ式案内板が
撤去され、
全駅が電光掲示板に変わり、
反転フラップ式案内板は
引退となりました。


◆列車内のトイレ、停車中は使用禁止

昔の鉄道の車両内トイレは、
汚物を貯めておく
タンクが無かったため、
そのまま車外へ放出していました。

走行中であれば、
飛散し形を残しませんが
停車中はその場に残ってしまうため
「停車中の使用はお止め下さい」 と
いう貼り紙が出ていたのだとか。

線路わきの宅地化が進む昨今では、
悪臭や衛生面から
汚物垂れ流しは大問題ですよね…
車両内トイレも、無くなってきました。


◆電車に冷房車、エアコンが無かった

日本の鉄道に冷房車が普及したのは、
昭和40年代半ば。

それまでは猛暑の夏でも満員電車でも、
窓を開けて生ぬるい風に当たるしか
ありませんでした。

令和に変わっても、
かなりレアな車両は
エアコンではなく、
扇風機が客室に設置され
運転室&車掌室にも
小型扇風機が在りました。

運転室&車掌室にエアコンが無いため、
乗務員が熱中症になる事もあります。

まとめ

当時は当たり前だった出来事も、
今、振り返ると
びっくりする事ばかりです。
現在の常識も、
たった数十年後には驚くべき事に
なっているのかもしれませんね。

電気自動車が主流となれば、
ガソリン車やディーゼル車が
珍しかったり、
スマホやパソコンのゲームが主流なら、
街中のゲームセンターが無くなったり…

オンライン授業や
テレワークが主流なら、
外を毎日歩き回る人が少なくなり、
富裕層で痩せた人がいなくなったり…
原子力発電所が危険と言うなら、
何が発電所になるのでしょうか?
電子レンジとエアコンが有ると、
現代の電気消費量1位、2位を
所有するため、高額だ!
電気自動車まで有ると、
充電スタンドも厳しくなる…