蚊取り線香器具のメンテナンス…
渦巻き蚊取り線香器具の
ヤニ汚れ…
簡単に取れます!
夏に頑張った、蚊取り線香…
もう余りは仕舞う時期でしょうか?
蚊取り線香を使った後に
黒く固まるヤニ…
ヤニが出るのは、
昔ながらの渦巻き蚊取り線香のみで、
液体虫除けタイプや
電気を接続する
シートタイプは出ません。
蚊取り線香や殺虫剤でおなじみの、
メーカーウェブサイト・リスト…
金鳥(大日本除虫菊株式会社)
フマキラー
アース製薬
ライオンケミカル株式会社
★ハミガキや洗剤、製薬でおなじみの、
「ライオン株式会社」の子会社です。
殺虫剤等は、
ライオンケミカル株式会社。
このヤニ、
なんと意外にも
簡単に落とせるそうです!
風情タップリですが、
差し込む部分が汚れやすいですね。
★画像は、金鳥の蚊取り線香。
直接グラスウールに乗せるタイプ…
メーカーにより、
フタの形状、穴の開け方は異なります。
安全のために、
フタをして使用しますが…
ヤニが固まり、真っ黒ですね。
ヤニ汚れで、
フタが開けにくくなったり、
垂れてきたヤニで、
蚊取り線香が途中で燃え尽きる事も!
ここを掃除します。
ヤニは、部屋の室温が30℃近いと、
手でも剥がせるくらい柔らかいですが、
すでに固まって
垂れそうになってる物等は、
事前にマイナスドライバー等で
掻き落としておきます。
差し込むタイプは、
金具がスパッと切れやすく
怪我しやすいので注意して下さい。
あとは、
台所用中性洗剤と古い歯ブラシ等で
洗うだけ!
冷水よりは、ぬるま湯の方が良いかも…
齒ブラシで擦り落とす時に、
周りや衣服に飛び散る危険性が
あります!
古新聞をエプロン代わりにしましょう。
衣服等にヤニが染み付くと、
洗濯しても、まったく落ちません!
古い歯ブラシは、
蚊取り線香掃除専用を用意しましょう。
100円ショップ等の
3本組や5本組で十分です。
ブラシの固さは、何でも良いです。
ブラシ先端は、
加熱で30°から45°曲げると便利。
燃えない様に注意しましょう…
台所用中性洗剤は、
普段使用している中性洗剤で十分。
トイレ用、風呂用も中性洗剤ですが、
スプレータイプ、泡タイプが多く、
ブラシで毎週掃除する方なら良いが、
浸け置きには不向きです。
固形、ジェルタイプも不向きです。
液体がベストですが、
粉末も水で溶けば ブラシ可能!
ヤニ洗浄のメンテナンスは、
蚊取り線香シーズン中で
1週間ごとに行えば良いらしいです。
毎日使わない家庭では、
1か月ごとに行えば良いです…
グラスウールタイプは、
2セット用意しておき
汚れた方のフタを洗浄中、
キレイな一方を使う等、
ローテーションすると良いですね。
グラスウールじか置きタイプの
グラスウール(ガラス繊維)も、
黒ずんできますが、
これは洗浄できません。
上記写真の様に
真っ黒になるまで放置せず、
新品から毎週メンテナンスすれば、
研磨剤入り洗剤や油汚れ洗剤でなく、
手洗いソープで充分なので、
ヤニ落としもラクラクですね…
上記写真の様に
真っ黒になってしまった場合、
泡マジックリン等、泡タイプ洗剤なら、
吹き付けて軽くブラシで擦ったら、
泡が消えるまで放置でOK。
ヤニ汚れが浮き出てきます…
一度で落ちなければ、繰り返します。
蚊取り線香のヤニ落としに
効きまんねん…
効くっちゅーねん…
効くんでっせ…
効きまんにゃわ…

差し込むタイプは、
新品の紙箱入り蚊取り線香を購入すれば
だいたい1個付属してますので、
新品購入ごとに交換して
洗ってまで使い続ける必要性は
無いでしょう…
グラスウールじか置きタイプのフタが
ヤニ汚れが固着しやすいです。
紙箱の補充用を購入しないで、
毎回缶入りを購入してるなら、
フタの洗浄も不要ですね…
洗浄後は必ずよく乾燥させてから、
蚊取り線香に使用して下さい。
濡れたままだと、
蚊取り線香が
最後まで燃え尽きないです。
蚊取り線香うんちく話…
蚊取り線香を日本で初めて
販売したのは、
金鳥でした。(1890年)
最初は、仏具用線香の様に
スティックタイプでしたが、
長時間燃えないのが難点…
そこで、渦巻き状にしたそうです。
渦巻きのアイデアは、
当時の社長の、家族の発案らしいです…
その後、殺虫剤のライバル企業も
こぞって蚊取り線香を販売…
金鳥としては、
蚊取り線香の老舗企業を守るべく、
他社との違いを考案しました。
渦巻きの巻き方向です!
たしかに最初の添付画像の、
金鳥とは巻き方が違う。
他社は、右巻きなのに対し、
金鳥のみ左巻きに変更して、
格差を付けました。
ライオンやアースは、
燃焼時間(大きさ)で違いがあります。
巻き方が違うから、
効果に差が出る等は、ありません…
夏の恋も、
途中で燃え尽きるのは
悲しい…