料理盛り付けにも、著作権…? | 裕ちゃんが、言うよね~!

料理盛り付けにも、著作権…?


スマホ写真講座的
「料理撮影で
ココは気を付けよう」
海外での料理撮影には
ご注意を…



富士通
「arrows Be3 F-02L」以外の
カメラ付きスマホでも生かせる、
料理撮影講座の番外編です。

◆要注意:
 国によって、料理の盛り付けに対する
 考え方が異なる。

今回は、主に海外で
「料理を撮影していたら
トラブルになった」と
いう事例のひとつをご紹介します。



みなさんは、料理の撮影について
撮影許可は必要だと思いますか?
もちろんお店の人に声をかけて
撮影するのは
国を問わず「マナー」だと思う方が
ほとんどかと思うのですが、
実はここ、日本と海外では
考え方に大きく違いがあるのです。

例えば日本では、
料理の盛り付けについて、
いかにオリジナリティがあろうとも、
キレイな見た目であろうとも、
そこには権利が発生していません。

そのため、料理の写真を撮って
それをSNSに投稿した時
「そもそも撮影禁止が明言されていた」という以外でのトラブルは
比較的起きにくいと言えます。
あちこちでカシャカシャ
料理を撮影する人、見ますね…
テレビ番組ロケや
旅行雑誌等の取材でない限り、
撮影許可までもらう人は、いません。


一方で海外です。
国によっては、なんと料理の盛り付けを
「創作物」と認める国が
ある様なのです。
イタリアンやフレンチ等は、
皿のキャンバスに食材やソースで
アートしてますね…
料理の盛り付けにも、
著作権が発生する国もあると
考えられます。


これは、
料理の盛り付けを無断で撮影し、
ブログやインスタグラム等に
公開した場合、
著作権侵害等の違法行為として
訴えられる可能性があるという事です。

日本国内にある
ディズニーランドやディズニーシーは、
自撮り棒を持ち込んだり、
料理以外の勝手な撮影さえ
お断りも強制退場もあり得ます!
USJ等の海外資本の施設も、
厳しいかもしれませんね…

もちろん
こういったケースは少数であり、
重要なのはお店の考え方になりますが、
特に高級店において、
料理写真の撮影は
「許可を得てから」という様に、
考えて行動するのが、
トラブル回避の根本になりそうですね。

料理だけならともかく、
周りに写ってる人物が
闇の国際手配人物だとしたら…?
国際手配密売人だとしたら…?



なおこういった法的な事例は
日々線引きが変化していますので、
そういった意味でも
「お店に撮影の許可を取る」という
ワンステップを強くおすすめする
次第です。
日本国内でも、
海外資本の高級ホテルや
高級レストラン等では、
海外の法律に従う場合が出てきます。

翻訳アプリ等で、
「インスタグラム等にアップしたい。
料理の撮影は良いか?」等のワードを
国別に保存しておこう。

ウェイトレス等では分からないだろう…
料理長や支配人等、
レストランのトップを呼ぶ
翻訳ワードも欲しい…