カタツムリの豆知識… | 裕ちゃんが、言うよね~!

カタツムリの豆知識…


で〜んでんむ〜しむし、
カタツムリ〜♪



★何の仲間でしょうか?

カタツムリ、マイマイ(snails)って、
何の仲間か知っていますか?
「でんでん虫」と言いますが、
虫の仲間ではありません。
殻を持っていますが、
ヤドカリの仲間でもありません。

実は、貝の仲間なのです。

また、
貝の仲間なのに陸上で呼吸できるのは、
カタツムリが肺を持っているからです。

ナメクジには殻はありませんが、
実はカタツムリと同様に貝の仲間です。
海に住むアメフラシやクリオネも、
殻は持ちませんが、貝の仲間です…
よくよく考えてみると、
カタツムリは
とても不思議な生き物ですね。

ナメクジについては、
正しい撃退方法等、
別ブログにて載せてます…
『ナメクジ対策』ゼロ〜4ですね。
5個とも、6月度のブログです…
カタツムリの撃退方法も、
ナメクジと同じです。


★普段食べているのは?

カタツムリは
一体何を食べるのでしょうか。

飼育する際は、
キュウリやナス、レタス等の野菜を
好んで食べる様ですが、
自然の中にいる時は、
落ち葉やコケ、腐った樹の皮等を
「かじって」食べます。

「かじる」と言う事は、
カタツムリは
実は、歯を持っているのです。
ナメクジも、カタツムリと同じ様に、
歯を持っています。

実際は歯舌と言って、
やすり状になった固い舌で、
ゴリゴリと削って物を食べます。
耳をすませてよく聞いてみると、
ゴリゴリと削る音が聞こえるそうです。

★やる時は、やる!

カタツムリが危険を感じた時、
殻に隠れるのはよく知られていますが、
近年、隠れるのではなく、
戦うカタツムリが存在している事が
分かりました。

2016年の北海道大学の発表によると、
北海道とロシア極東地域で、
自分の殻を振り回して
敵を撃退するカタツムリの一種が
見つかったとの事。
近所のカタツムリは、
攻撃しないと思います…


★オス? それともメス?

カタツムリのオスとメスって、
どう区別するか分かりますか?

実は カタツムリは雌雄同体のため、
オスとメスの区別はありません。

卵を産む場合には、
同じ種類の他のカタツムリから
精子をもらうのですが、
その際、相手にも精子を渡します。
そして、それぞれ卵を産むのです。

もし相手がいない場合だと、
自分だけで卵を産む事もあるそうです。
ナメクジと同じですよね…

★コンクリートだって食べます…

カタツムリの固い殻は、
何で出来ているのでしょうか。
この殻は石灰質で出来ていて、
カタツムリは生まれた時から
これを持っています。

カタツムリが成長するにつれて、
この殻の入り口に少しずつ
石灰質を塗り付けていく事で、
ぐるぐる巻きの形で
大きくなっていくのです。

ですが、
石灰質を塗り付けていくためには、
たくさんのカルシウムが
必要となります。

そこで、カタツムリ達は、
雨が上がった後のコンクリートの壁に
張り付き、かじる事で、
カルシウムを補っているのです。

カタツムリを飼育してる時、
飼育ケースに
コンクリート片も入れてあげましょう。
ガラス製の小皿に、玉子の殻とか
人間が食べた後の魚の骨や鳥肉の骨等を
入れても良いかもしれません。
新品はキレイなコンクリートブロックが
十数年後に表面が削られた様になり、
滑らかさが無くなってるのは、
カタツムリやナメクジが
カルシウム補給したかもしれません…