乗っても乗らなくてもダメなの? | 裕ちゃんが、言うよね~!

乗っても乗らなくてもダメなの?


自動車、バイクの
シビアコンディション?



シビアコンディションを
ご存知でしょうか?
一般的な使用状況よりも
厳しい使用状況で
車に負担をかけてしまう事です。 

今回は、どの様な使用が
シビアコンディションなのか
紹介します。

★シビアコンディションの基準


一般的に走行距離の30%以上が
次の条件に該当する場合は、
シビアコンディション扱いになります。

走行距離が多い
・自家用乗用車で、
 年間走行距離が20,000km以上の場合

短距離走行の繰り返しが多い
・子供の通園通学、
 近所の買い物や通院等、 
 1回の走行距離が、8km以下の場合

悪路の走行が多い
(凸凹路、砂利道、雪道、未舗装路等)
・運転者の体に衝撃(突き上げ感)を
 感じる荒れた路面
・石を跳ね上げたり、わだち等により
 下廻りを当てたりする機会の多い路面
・ほこりの多い路面
・ジャンプや落下等が多い路面

山道・登降坂路での走行が多い
・登り下りの走行が多く、
 ブレーキの使用回数が多い場合

高地走行が多い
・高度2,000m以上の
 高地の走行が多い場合

マニュアル車において、
シフトミスやオーバーレブ
(過回転)が多い運転
(→ギヤ欠けや、
エンジンブローを招くため)

シビアコンディションの基準は
各自動車メーカーで
ほぼ共通となっていますが、
一部車種によっては
違いがある様なので、
車種ごとの取扱説明書や
整備ノート等で確認して下さい。

ラリー競技用の改造トラックが、
スピード出して、ジャンプしてる〜!
トラックでもジャンプするんだ…
★一般的なラリーでは、
 普通車のラリー競技車と共に、
 サポートカー(補給トラック)も
 「コンボイクラス」等が有れば
 競技する事があります。
 サポートカーのトラックも
 軽量化等してますが、
 普通車の競技車の修理部品等も積んで
 ラリーするため、
 サポートカーのトラックが
 リタイアすれば、
 普通車の競技車が修理受けられず
 ゴールまで不利となりますね…
 普通車だけでなく、
 チーム全体のコンディションが
 関わるのです…


★こんな乗り方も、
シビアコンディションになる?

・通勤通学は公共交通機関を利用し、
 マイカーやバイクを
 ほとんど利用しない。
 ならば、手放した方が経済的。
 地球環境にも良いですね…
 ただし高校生のバイク通学は
 ダメです!
・原付バイク以外で、
 30km/h以下の速度での走行が多い。
 原付バイクは、30km/h以下です。
・夏季の猛暑日(35℃)以上しか
 カーエアコンを使わない。
 (雨期や冬季でも、
  除湿に使わない。)
 ガス漏れしやすくなります。
 ちゃんと使えば、10年は補充不要!
・アイドリングの状態が多い
 (乗る前の予備冷暖房は、
 10分以下で。)
 恋人・友達待ちの
 長いアイドリングも…
・過積載、過負荷走行が多い
 けん引式キャンピングカー多用や、
 レッカー車以外で
 故障車のけん引が多い。
 春夏なのに、
 タイヤチェーン積みっ放しも…

これらの場合も
シビアコンディションになる事が
あります。

サンデードライバーや
休日のお買い物専用、
高齢者ドライバー等の低速過ぎる運転、
渋滞が多い都市部では
これに当てはまる様です。
自賠責保険まで払って
高額支払って買った車両だもの、
乗らな過ぎは、元取れないよね…
下取り査定を考えず
支払った金額分は、
乗りつぶしましょう。
多走行車でも
コンディションが良ければ、
かえって下取り高額査定が
期待できます♪

まとめ

シビアコンディションは、
オイルシールや
エアコンのシーリング等、
部品等の劣化を
早めてしまう事があります。
車の使用状況を確認し、
必要に応じて
メンテナンス整備をしましょう。
車検毎、定期点検毎では
メンテナンスが間に合わない事も!

走らないから、
ガラスまで ホコリまみれ…