エンジン始動しないぞ! | 裕ちゃんが、言うよね~!

エンジン始動しないぞ!


エンジン始動しない時、
バッテリー上がりに注意!



四季を通じて起こりますが
冬場のトラブルとして多いのが、
「バッテリー上がり」です。

今回は、バッテリー上がりが
冬に起こりやすくなる理由と
対策について紹介します。

◆原因

バッテリー上がりとは、
バッテリーに蓄積された電力が消費され
電力不足になりエンジンが
始動しなくなってしまう事です。
バッテリーは寒さに弱く、
新品交換から2〜3年と
長期経過したバッテリーほど
機能が低下してしまうため、
エアコンやヘッドライト、
オーディオ、カーナビ等の電装品で
大量の電力を消費すると
バッテリーが上がってしまう様です。
半ドア等によるルームランプ点灯も、
バッテリー上がり原因の代表格ですね。

他にも、
オルタネーター(発電機)本体の故障や
ベルト切れで、充電されないとか、
ターミナル腐食等もあります。

エンジン始動中で
この警告灯が消えないなら、
オルタネーターベルト切れや、
オルタネーター(発電機)等の
充電システム異常です!
新品バッテリーに変えても、
すぐバッテリーあがります!
発光色は、自動車メーカーや車種により
異なります。
基本的に、赤色か黄色が多いです。

エンジン始動中で
この警告灯が消えないなら、
制御システム等
エンジン全般の異常です!
発光色は、自動車メーカーや車種により
異なります。
基本的に、赤色か黄色が多いです。


正常な、
バッテリーターミナル(端子)…

腐食したターミナル…
海水等の塩害や腐食断裂による、
ターミナル破損もあります。
走行中の振動で外れて、
エンジン停止や車内停電も起こります。
スパーク(電気火花)が一番危険で、
車両火災が起こる事もあります。

定期的に、ターミナルグリスを
プラスマイナス両極に塗って、
腐食予防…
(ハイブリッド車、電気自動車以外)
潤滑グリススプレーでもOK。
接点復活剤等の専用グリスでなくて
大丈夫ですね。
㊟上の写真の様に、
 バッテリーに接続した状態で、
 グリスアップしましょう。
腐食してしまったら、
サビ止め処理も手遅れ…
新車ディーラーや整備工場で
ターミナル交換しましょう。

◆対処法


充電システム異常等が無いのに
バッテリーが上がってしまったら、
他の車から一時的に電力を分けてもらい
エンジンを始動させる
「ジャンピングスタート」という方法が
あります。

ジャンピングスタートには、
ブースターケーブルを
装備しておく必要があります。
大手カー用品店や新車販売店、
ホームセンター、
ディスカウントストア等で有ります。

ブースターケーブル1例…
容量別に太さや性能が異なる。
クラウン所有者なのに
安いからと軽自動車用を買うと、
ケーブル発火もあり得ます。

また、「ジャンプスターター」という
携帯用バッテリーを使う事で、
ジャンプスタートより簡単に
山間部等で救援車も必要無く、
電力を供給する事ができます。
現在も市販されているのか、
解りません。


充電システム異常等の
バッテリー上がりや、
ジャンプスタートの方法が解らない、
ジャンプスターター等を
持っていない場合は、
ロードサービスに連絡して
救援お願いしましょう。


まとめ

日頃からバッテリーや
オルタネーターベルトのメンテナンスを
行う事が大事になります。
8年から10年以上経過した車だと、
オルタネーター等の
寿命も考えられますが、
いつ故障するか解らないので
定期的指定交換部品にも
なってない様です。
オルタネーター自体は、
警告灯の点灯するまで、
防ぎようにありません…

バッテリーやファンベルト類の寿命は
正常な使用において
2~3年ほどなので、
車検時の点検や、
異常を感じる場合は
早めに交換しましょう。
一度バッテリー上がりを起こしたら、
寿命年数問わず
交換しないといけません。

安いからと、現行バッテリーより
容量の少ないバッテリーを付けるのも
いけません。

★意外なエンジン始動しない
 トラブルに、燃料が少ない事も?

ガス欠すれば、エンジン始動しないのは
当たり前でしょ?
いえいえ、ガス欠でなくても、
燃料残量が原因で始動しなくなります!
燃料残量が原因なので、
冬に限らず、季節は問いません…


燃料がかなり少なくなったら点灯する、
燃料警告灯…
点灯してから50キロくらいの距離は
走行できると言うのは、平地での事。
まさか… 愛車が呪われてるの…?


燃料が少ないまま上り坂に達すると、
液面の傾きにより、燃料を吸い上げず、
警告灯が点灯しなくても
エンストする事もあります。
特に夜間やトンネル内での上り坂は、
周りの景色が見えず、
トンネル内の路面にも
「上り坂」等ペイント無いですよね。
かなり急坂でもない限り
平面感覚が無くなります。
傾斜計の他、
ペットボトルのドリンクの液面でも、
傾きが分かります♪
平地に出て、車が水平になれば、
なぜかエンジンが始動したりして?


高速道路を降りた直後とか、
燃料給油は少なくなってからが
習慣化の方は、特に要注意です。
給油警告灯点灯待ちをしないで、
燃料残量が4分の1になったら、
給油スタンドを探しましょう。

高速道路を降りる前の給油習慣化も、
オススメです。
意外と知られてない事に、
高速道路上でのガス欠は、
多重事故を招きやすいため
道交法違反となります。
反則金払うなら、事前給油しましょう…

なお、過去のJAF調査で、
油種間違いの半数近くを
占めた事もあるのが、
「ガソリン車に軽油」を
入れる事例だそう。

特に「軽自動車は軽油」と思い込み、
誤って軽油を入れてしまった
勘違いはなはだしいドライバーが
少なくない様です。

ちなみに、ディーゼル車に
ガソリンを入れ間違うという
トラブルが発生する理由の1つには、
「貨物車だからディーゼル」との
思い込みがある様です。

どの教習所で習ったのでしょう?
取扱説明書を見たのでしょうか?

あるレンタカー事業者によると、
3トン積み以上のトラックは
軽油を使うディーゼル車が
ほとんどであるものの、
レギュラーガソリンの車両が
増えている4ナンバー商用バンで、
油種間違いが発生する
傾向があると言います。

またその逆に、
軽油で動くディーゼル車に、
ガソリンを入れてしまった場合も、
車両に悪い影響を及ぼす
可能性があります。

JAFは
「最初のうち
エンジンはかかっていますが、
すぐに力が無くなってきます。
エンジン音は高くなって、
アイドリングも不安定となり、
排気ガスは白くなってきます。

こうなると
噴射ノズルや燃料ポンプの交換が
必要になる場合があります」とし、
ウェブサイトで
注意喚起をしています。

さらにこのケースでは、
軽油とガソリンの混ざり具合で
症状に差があり、
エンジン始動が不可能になる場合も
あるとの事。

なお、
燃料間違いに気付き
エンジン始動前に
すみやかに燃料を入れ替えれば
大きな問題は無いとしており、
実際の救援でも、
燃料を抜く作業を行うそうです。